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「猿の惑星 キングダム」ウェス・ボール監督、来日決定! 日本愛を語る「今はヒロアカを観直しているところ」

映画.com / 2024年5月7日 12時30分

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ウェス・ボール監督 (C)2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.

 「猿の惑星」シリーズの最新作「猿の惑星 キングダム」(5月10日公開)を手掛けたウェス・ボール監督が、5月8日に来日することがわかった。また日本時間の5月3日には、米ロサンゼルス・ハリウッドでワールドプレミアが行われており、キャスト陣とボール監督が登壇している。あわせて、最終予告(https://youtu.be/idGp1FHbwV8)もお披露目された。

 完全新作となる本作の舞台は、今から300年後の世界。高い知能と言語を得た猿の暴君が絶対的な支配を目論み、巨大な帝国“キングダム”を築こうとしていた。一方で人類はウィルスにより退化し、知能や言語だけでなく、文化、技術、社会性までも失い、まるで野生動物のような存在となっていた。猿と人間の共存をかけ、「猿&人間VS猿の独裁者」の新たなる衝突が描かれる。

 巨大な猿のモニュメント、独裁者プロキシマス・シーザーが鎮座する玉座が飾られたレッドカーペットには馬に乗った猿たちが現れ、ワールドプレミア会場は異様な熱気に包まれた。そんな中、主人公の若き猿・ノアを演じるオーウェン・ティーグ、人間の女性ノヴァ役のフレイヤ・アーラン、オランウータンのラカ役のピーター・メイコン、プロキシマス・シーザー役のケビン・デュランドが登場。ボール監督とキャスト陣がファンとの写真撮影やサインに応じると大歓声が上がった。

 ノア役のティーグは「ハリウッドのこの通りをすべて封鎖していて最高にクール! 長い間僕たちの頭の中で生きてきたこの映画を多くの人たち観てもらうのが楽しみです」とコメント。ノヴァ役のアーランも「是非劇場で観てほしいです! 素晴らしい映像の中に、美しく深い物語があります」と作品の魅力をアピールした。

 そして、ボール監督も「この映画は、国境や文化、そして時代をも超えて広がっていくと思っています。このシリーズには多くの人の想像力を掻き立てる魔法があり、その伝統を紡いでいくことが楽しみでならないです」と興奮した表情で語った。

 お披露目された最終予告編では、幸せな生活を送っていたノアが、プロキシマス・シーザーによって愛する家族と仲間、そして村をも奪われてしまう様子が描かれる。生き残った仲間たちを救い出す壮大な冒険へと出たノアは、ある秘密を握った女性・ノヴァと出会い、共に猿の独裁に立ち向かうことを決意する。圧倒的なスケールに期待が膨らむ映像となっている。

 ボール監督は来日が決定したことについて、「日本から生まれた文化や芸術が大好きで、僕はアニメと共に育ちました。今はちょうど『僕のヒーローアカデミア』を観直しているところだったので、日本に行くのをとても楽しみにしています。日本の皆さんに本作をお披露目することが待ちきれません」と熱いコメントを寄せた。

 「猿の惑星 キングダム」は、5月10日公開。

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