1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

ジョン・クラシンスキー監督がコロナ禍で愛娘たちに伝えたかったこと ケイリー・フレミングと“空想の世界”の舞台裏を語る

映画.com / 2024年6月8日 13時0分

ケイリー:ありがと(かなり塩対応ぽく)。

ジョン:あれ、泣いてるの? ティッシュとかいる(笑)?

――監督のお子さんだけでなく、パートナーのエミリー・ブラントさんに助けを求めたことは?

ジョン:今までで、そしておそらくこの先も、僕にとってこれほど私的で思い入れのある作品はないと思う。それはスタートの段階から娘たちと一緒に作り上げていった映画だからだ。脚本に着手する前に、まずアイデアを娘たちに聞いてもらうことにした。それまで娘たちは、僕がどんな仕事をしているのかも、今ひとつ分かっていなかったんだよね。だって、僕が出かける時は“パパ、お仕事頑張ってね。何してるのかわかんないけど”って笑顔で見送ってくれるから(笑)。

かたやエミリーは「メリー・ポピンズ リターンズ」や「ジャングル・クルーズ」などファミリー向け映画で主演しているから、娘たちは彼女が何者なのかちゃんと分かっているし、ママ大好き。それが悔しくて、ここらで一発アピールしとかなきゃ!って思ったんだよね(笑)。

ともかく、この映画のアイデアとストーリーを説明したら、娘たちはとても気に入ってくれた。イマジナリー・フレンドのキャラクターを考案するときは、初期のラフスケッチを見せたし、セットや何かのデザイン画などもその都度見せたし、ケイリーが主演に決まった時も、真っ先に紹介したのが娘たちだった。

「クワイエット・プレイス」はエミリーのおかげ、この作品は娘たちのおかげで、僕にとっての“家族映画”を作ることが出来たと思っている。その一方で、自分の映画を誰かに見せるのを、これほど怖いと思ったことはないってくらい、娘たちからのリアクションに怯えまくっているんだよ(笑)。娘たちのために、娘たちが、そして娘たちと一緒に作り上げた映画だからね。今は彼女たちが気に入ってくれるよう、ただ祈るのみだね。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください