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悪魔が生出演→大惨事に……“テレビ史上最恐”の放送事故 監督のケアンズ兄弟が“裏側を語り尽くす【「悪魔と夜ふかし」インタビュー】

映画.com / 2024年10月4日 16時0分

悪魔が生出演→大惨事に……“テレビ史上最恐”の放送事故 監督のケアンズ兄弟が“裏側を語り尽くす【「悪魔と夜ふかし」インタビュー】

(C)2023 FUTURE PICTURES & SPOOKY PICTURES ALL RIGHTS RESERVED

 海外メディアから「愉快なトークショー版エクソシスト」(DIGITAL TRENDS)と称されたホラー「悪魔と夜ふかし」が、10月4日に公開される。

 ハロウィンの夜に起こった“史上最恐”の放送事故――テレビ番組の生放送中に起きた怪異を“ファウンド・フッテージ”スタイルで描いた物語となっており、ホラー界の巨匠スティーブン・キングが「実に見事! 目が離せなかった!!」と絶賛するほどだ。

 映画.comでは、メガホンをとった兄弟監督のコリン・ケアンズとキャメロン・ケアンズにオンラインインタビューを敢行。「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」でも知られるデビッド・ダストマルチャンとのタッグや製作秘話などを語ってもらった。

【「悪魔と夜ふかし」あらすじ】

 1977年10月31日、視聴率調査週間にあたるこの日、放送局UBCの深夜トークバラエティ番組「ナイト・オウルズ」では、司会者ジャック(デビッド・ダストマルチャン)が、生放送のオカルトライブショーで、人気低迷を挽回しようとしていた。霊聴、ポルターガイスト、悪魔祓い……怪しげな超常現象が次々とスタジオで披露されるなか、目玉企画としてルポルタージュ「悪魔との対話」著者のジューン博士と、本のモデルとなった、悪魔が憑くという少女リリーが登場。視聴率獲得に必死になるジャックは、“悪魔”を生出演させようと目論む。

●なぜファウンド・フッテージを採用?「本物の番組のように撮影をしたくなった」

――本作は「封印されたマスターテープに映っていた衝撃映像」といったファウンド・フッテージを採用されていますが、このスタイルを選択した理由を改めて教えて頂きつつ、これが効果的に機能したと自負している部分も教えてください。

コリン:僕たちは、最初に主人公のストーリーを決めて、次に舞台をテレビ番組の生放送のスタジオにすることを決めたんだけど、そうすると当たり前のように、本物の番組のように撮影をしたくなったんです。ある意味で自由に作っていて、いわゆる「型」や「あるある」を気にせず、好きにつくることができました。なので、この映画を例えばファウンド・フッテージ(found footage)、モキュメンタリー(mocumentary)、ショックメンタリー(shockumentary)、lost media等どんな風に呼んでもらっても構わないんです。

キャメロン:僕らにとって一番大事なことは、良質な物語を語ることで、トークショーというフォーマットが正しい方法だと感じただけです。だから、ファウンド・フッテージにするんだとか、新しいファウンド・フッテージスタイルを目指したということはないんですよ。

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