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1周年を迎えたフォンダシオン ルイ・ヴィトンのコンセプト設計とフランク・ゲーリーの世界に飛び込む

FASHION HEADLINE / 2015年10月26日 22時0分

FONDATION LOUIS VUITTON BUILDING IN PARIS BY FRANK GEHRY

2014年10月パリ ブローニュの森にオープンした“現代アートのための新たなスペース”である文化・芸術総合施設「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」。完成から1年を迎えた今、建築界の巨匠フランク・ゲーリーが手がけた同館の建築プロジェクトを紹介するエキシビジョンが、表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催されている。

本展は、フォンダシオンがパリを飛び出し世界中でアーティスティックな活動を展開する『Beyond-the-Walls (壁を超えて)』プロジェクトの一環として開催されているもので、2014年10月から2015年2月にかけてパリ、2015年夏には北京を巡回し、大成功を収めてきた。

ゲーリーが「フランスの深い文化的使命感を象徴する壮大な船」と称するフォンダシオン ルイ・ヴィトンが、どのように構想され、完成したのか。本展では、初期のスケッチから実際に作成され、利用された模型がすべて展示され、そのコンセプト形成までの全プロセスを振り返ることができる。

LVMHグループは1991年からフランス国内において芸術的遺産及び若者と人道支援プロジェクトのための積極的な活動を行い企業メセナの先駆けとなっている。社長兼CEOのベルナール・アルノーは建築に情熱を持ち、そしてその取り組みはアートにコミットしてきたと言えるだろう。

フォンダシオン ルイ・ヴィトンは、12枚の半透明の帆は、3,600枚ものガラスパネルで作られ、そのガラスに同じものは一つもないという。3面をガラスで囲まれた光溢れるエスパス ルイ・ヴィトンでの展示は、光に包まれたフォンダシオン ルイ・ヴィトンと通じるところがあるかもしれない。

会場では、フォンダシオン ルイ・ヴィトンで行われた小沢征爾指揮によるコンサートの映像などを見ることもできる。

展覧会のオープニングには、小澤征爾、小澤征悦、高梨臨、中田英寿、福島リラ、蜷川実花、LVMH モエヘネシー・ルイヴィトン社長兼CEO/ フォンダシオンルイ・ヴィトンプレジデントのベルナール・アルノーが駆けつけた。

フランク・ゲーリーの世界に飛び込むことができる本展は、フォンダシオン ルイ・ヴィトンを訪れたことがある人も、これから訪れるだろう人、建築を志す人、ものづくりに携わる人、すべてに感銘を与える。


【展覧会情報】
FONDATION LOUIS VUITTON BUILDING IN PARIS BY FRANK GEHRY
会期:10月17日~2016年1月31日
時間:12:00~20:00 (エキシビション会期中のみ)
※臨時休業、開館時間の変更は会場ホームページでお知らせ
会場:エスパス ルイ・ヴィトン東京
住所:東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル 7F
料金:無料

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