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表参道ヒルズがMM6、Y-3など全23店舗を携え大規模リニューアル。絵本の中の料理が楽しめる「森の図書室」も

FASHION HEADLINE / 2016年3月18日 16時0分

メゾン ミハラヤスヒロ

開業10周年を迎えた表参道ヒルズが、全体約4割の店舗入れ替えを行う過去最大規模のリニューアルを実施。新店33店舗、移転・改装8店舗、合計41店舗のオープンを計画し、3月18日にこの内の最多23店舗がオープンした。

今回のリニューアルでは、表参道・原宿エリアが他に類を見ないファッションエリアとして進化していくことを目指し、世界的発信力のあるファッションブランドを中心に店舗を集積。“自由な発想でファッションを楽しみ、自分のスタイルを貫き通す人”をターゲットに、ファッションのカテゴリーでは、世界のラグジュアリーブランドや話題のジャパンブランドが集まった。半数以上の新店舗が旗艦店となり、シーズンアイテムの提案だけでなく、限定アイテムの販売やイベント等も行う、他にはないオンリーワンショップをそろえた。

表参道の通りに面した1階には、エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 Maison Margiela)の旗艦店が登場。ホワイトカラーの引き立つ空間では、マルジェラらしい独創性のあるアイテムをフルラインアップで展開する。同階にはこの他、バルマン(BALMAIN)、ジュゼッペ・ザノッティ・デザイン(GIUSEPPE ZANOTTI DESIGN)、セルジオ ロッシ(Sergio Rossi)等がオープン。バルマンはメンズ・ウィメンズが同一にそろうインショップ形式は国内初となり、ジュゼッペ・ザノッティ・デザインは、ラグジュアリーなシューズの他にもアクセサリーやレザーウエアも展開し、国内最大級の品ぞろえを見せる。

地下1階には、メゾン ミハラヤスヒロ(Maison MIHARA YASUHIRO)、ワイスリー(Y-3)が、いずれも旗艦店として登場。メゾン ミハラヤスヒロは、デザイナー・三原康裕のこだわりを詰め込んだというウッド調の店内に、メンズ・ウィメンズをフルラインアップで展開。シューズ類も豊富にそろえ見応えのある店舗に仕上げている。ワイスリーは国内最大店舗となり、オールブラックで仕上げたクールな空間には、個性の光るウエア類の他、雑貨、シューズも多数ラインアップ。同店ではオープンを記念し、限定でプリントTシャツ(1万6,000円)を販売する。また購入金額に応じたノベルティも用意している。

2階にオープンしたカラー ビーコン(kolor BEACON)、ファセッタズム(FACETASM)は、いずれも初出店となる。ガラス使いで圧巻の空間に仕上げたカラービーコンは、旗艦店として登場。ブランドのフルラインがそろい、限定アイテムも展開される。ファセッタズムは、商業施設初出店。ガラス窓から外光が入る、ウッド調の心地良い空間で、メンズ・ウィメンズをフルラインアップで展開する。

また見逃せないのが、ギャラリー&カルチャースポット。本館地下3階には、食事も読書も楽しめる「森の図書室」がオープンしている。“本を手に取るきっかけを作る。本で人がつながる”をコンセプトとしており、図書スペースとイートインスペースを併設。本を読みながら食事ができ、本の無料貸出しも行う。イートインでは、絵本『ぐりとぐら』に登場するカステラ等、様々な本に出てくる憧れのメニューを提供。ドリンクを頼むと付いてくるコースターは、印象的なイラストとともに、あらゆる本の感想文が書かれている。このコースターは店頭で買うことも可能(1枚100円/6枚500円/24枚2,000円)。

リニューアルは6月に掛けて行われ、カフェ&レストランも4月以降のオープンを予定している。

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