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マニュファクチュールが探求するデザインと性能の新たな道を拓いた1969年の最初期のゼニス「デファイ」を復刻

FASHION HEADLINE / 2022年1月23日 19時0分

高い評価と人気を博している1960年代および1970年代の歴史的なエル・プリメロの復刻モデルに続いて、ゼニス マニュファクチュールは1969年誕生のもう1つの記念碑的モデルに注目しました。こうして発表されるのが、誕生時のデファイ モデルを現代に復刻した「デファイ リバイバル A3642」です。

1969年はエル・プリメロ キャリバーの発売によって、ゼニスおよび時計製造業界全体にとって画期的な年となりましたが、同年、ゼニスにとってもう1つの驚異的な作品「デファイ」コレクションが誕生しました。スイスの伝統的な時計製造業を脅かすクォーツ時計の急増に果敢に立ち向かったゼニスは、当時の大量生産された電子時計にはない、非常にエッジの効いたデザインと堅牢性を備えたタイムピースを製作することによって、機械式ムーブメントの存在感を証明しました。


この大胆な発想を実現したのが「デファイ A3642」であり、マニュファクチュールが探求するデザインと性能の新たな道を拓きました。A3642は、フランス語で「銀行の金庫」または「貸金庫」を意味する「コフルフォール(coffre-fort)」の愛称で呼ばれていました。その大胆な八角形のケースと14面のベゼルを組み合わせることで、さまざまな仕上げを備えたくっきりとしたラインとファセット加工を通じて、大胆さや頑丈さを見事に表現しています。そしてそれは、現代のゼニスの「デファイ」コレクションにも受け継がれています。有名なゲイフレアー社によってデザインおよび製作されたスチール製「ラダー」ブレスレットを備えたオリジナルの「デファイ」は、極めて幾何学的なデザインを備えたスポーティなスチール製ブレスレットウォッチとして確実に時代を先取りしていました。ねじ込み式リューズによって実現された30気圧(300m)防水を備えた「デファイ A3642」およびその現代的な復刻版は、間違いなくあらゆる地形および状況に対応した時計でした。


1969年のオリジナルの設計図をもとに、驚くほど正確なディテールで再現された「デファイ リバイバル A3642」は、当時のオリジナルを非常に際立たせていたあらゆるディテールと特異なデザイン要素、そして現代の「デファイ」モデルにインスピレーションを与え続ける基準を確立した方法を復活させています。端に向かって濃くなる印象的なグラデーション効果を備えた温かみのあるグレーの文字盤は、1969年の発売当時はまったく新しいものでした。通常とは異なるスクエア型のアプライド アワーマーカーは、永遠に動き続ける感覚を伝える水平方向の溝を備えています。幅広の剣型の針は、オリジナルに見られるトリチウムに似た色調のスーパールミノーバがたっぷりと塗布され、同時代の多くのゼニスの時計の目立った特徴であるパドル型の秒針とペアになっています。復刻版とオリジナルの見た目の違いは、サファイアクリスタル、内部を眺めることができるケースバック、夜光塗料の種類だけです。

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