フェンディがアイコニックな「バゲット」バッグを通して称えるイタリアのクラフツマンシップ

FASHION HEADLINE / 2020年10月22日 14時0分


イタリア・ローマ(Rome)を代表するラグジュアリーブランド フェンディ(FENDI)は、イタリアの手仕事への長きにわたる感謝を称えるため、イタリア各地の職人との草の根パートナーシッププロジェクト「ハンド・イン・ハンド(hand in hand)」を発表いたします。1997年にクリエイティブディレクター、シルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)がデザインした伝説的アイコンバッグ「バゲット(Baguette)」から始まるこの前例のないプロジェクトは、長くはぐくまれてきた応用芸術のスペシャリストたちの技法を表現していきます。

イタリア全土の職人集団の技巧により、フェンディは定番的アイコンバッグである「バゲット」の象徴的な形状を再解釈する長い歴史を継続してきたのです。「ハンド・イン・ハンド」プロジェクトは、各地の工芸技巧を駆使して「バゲット」を解釈し、このハンドバッグの伝統的な構造を本物のアートオブジェに変えるために、多岐にわたるアトリエやワークショップグループの協力をあおぎました。限定制作の各バゲットを20のエディションとして統一して、すべてのバッグの内ポケットには、アトリエの名称と住所、さらにゴールドの ”FENDI Hand in Hand” のロゴが刻印されています。

「私はイタリアのそれぞれ異なる地域から選び抜かれた職人さんたちと、特別なプロジェクトを進めています。最初の作品は、「2020-21年 秋冬コレクション」のランウエイで発表されたレザーのバゲットバッグです。 これは、小さなレザー製品をすべて手作業で少量ずつ作り上げていく1人の男性によって、トスカーナ(Tuscany, Toscana)で作られています。彼はすべてを自分で手作りしているのです。とても自然なベジタル(植物性)レザーで作られ、一切ステッチをせず、接着されているだけなのです。現在、私の目標は、イタリアのすべての地域を探索して、現在も活躍中のトップアルチザンを選び出すことで、その後、このプロジェクトを世界規模で拡大していくことです」――シルヴィア・フェンディ

「ハンド・イン・ハンド」という名前は、各地の「職人の手」とフェンディの「職人の手」との出会いを表して、このユニークなコラボレーションを活気付けています。とてつもない価値を持つ古代の手作り(ハンドメイド)の能力と技術が、今回唯一無二の作品の数々を通して出会うわけです。このプロジェクトは、職人技巧を駆使したフェンディ製品のクリエーションを越えて、強力なヒューマンネットワークを確立して、イタリア各地の地元職人の希少な技能、クリエイティビティ、そしてサヴォアフェールを維持して、伝達していくための重要なステップにもなります。

フェンディ 2020-21年 秋冬ウイメンズコレクションのランウエイLook No.13として登場した「ハンド・イン・ハンド」のパートナーシップが、私たちをトスカーナにいざないます。フィレンツェ(Florence, Firenze)のアトリエ、ペローニ(Peroni)は、この地で典型的な植物性なめし革で作られた小さなレザー製品を作り続けてきました。1956年以来、「クオイオ・アルティスティコ・フィオレンティー(cuoio artistico fiorentino)」と名付けられたフィレンツェの歴史的、かつ芸術的な手法です。第3代となるファミリービジネスは、タイムレスな「タッコ(tacco)」コイン入れのような、しっかりした構造を形作ることに特化してきました。1枚のレザーをカットして成型することで――裏地やステッチのまったくない――光沢のある斜めのフレームのバゲットができ上がりました。ダークチョコレートブラウンに仕上げられたこのバゲット作品では、特徴的なFFバックルもレザーで覆われて、シームレスなモノクローム効果を生み出し、ペローニの手作りのレザークラフトの特異な性質を明確に表出させています。それは長い手作り工程を必要とし、まずレザーを濡らしてから木製の型にのせて希望する形にしていくのです。ペローニの職人は、いわば、レザー彫刻家とも言えるでしょう。

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