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当たり前と思っている省エネ術。もう一度見直して快適生活を

ファイナンシャルフィールド / 2018年8月26日 0時30分

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当たり前や当然と思っている省エネの常識。ひょっとしたら勘違いや、思い込みということもあって、逆に浪費しているかも。   今一度身の回りを見つめ直して、省エネの習慣化に取り組んでみませんか。  

エアコン~1日1時間の使用時間短縮でも省エネに

部屋に冷房をきかせている間は、ドアや窓の開閉はできるだけ少なくしましょう。外出時は、昼間でもカーテンを閉めると効果的とされています。
温度を抑え、扇風機を回して併用することでより風で涼しく感じます。日中の日差しで室内が暑くなるのを防ぐ、レースのカーテンやすだれなども効果的です。
設定温度 28℃で冷房を 1 日 1 時間短縮した場合、年間で電気18.78 kWhの省エネ、約510円節約になります。冷房を必要な時だけつけるようにすると省エネになります。
暖房の場合は、設定温度 20℃で1 日 1 時間短縮した場合、年間で電気40.73 kWhの省エネ、約1100円節約になります。
 

テレビ~リモコンだけのOFFは要注意、切るなら主電源から

見終わってOFFにする時は、主電源を切るようにしましょう。リモコンは待ち状態でもエネルギーを消費しています。
長期不在で家を離れるなどの時は、コンセントからプラグを抜くようにします。また、機種によっては省エネモードが搭載されています。部屋の明るさに合わせて、画面の明るさを自動調整する機能などです。画面が必要以上に明るくなることを防ぎ、消費電力量を抑えます。
無信号や無操作で自動的に電源オフになり、スイッチが切れる機能もありますので、取扱説明書で今一度確かめてみましょう。
1 日 1 時間テレビ(32V 型)を見る時間を減らした場合、年間で電気16.79 kWhの省エネ、約450円節約になります。テレビを見ない時には必ず主電源を切っておきましょう。
また、モニターが液晶のテレビ(32V 型)の画面の輝度を最適に(最大から中間に)するだけでも、年間で電気27.10 kWhの省エネ、約730円節約になります。
 

冷蔵庫~詰め込み過ぎが電気のムダ使いに

熱いものは冷まして保存を。カレーなど温かいものをそのまま冷蔵庫に入れてしまうと庫内の温度が上がり、冷やすのに余分なエネルギーが消費されます。
冷蔵庫の室温を抑えると消費電力量も少なくなりますので、食べ物の痛みに注意しながら、設定を「中」や「弱」にし、省エネに取り組みましょう。
冷蔵庫の室温調整のダイヤルは、多くの場合は、ドアを開けた本体側の左下にあったり、ドアの外側の押しボタンなどで調整する機種もあるようです。
すでに賞味期限を切れたもの、以前の食べ残しなどがそのままになっていませんか?冷蔵庫の中は整理整頓。本当に必要なものを選び分けて保冷するようにしましょう。缶詰やびん詰、調味料は常温で保存。未開封のものは入れないようにしましょう。
詰め込んだ場合と、半分にした場合との比較は、年間で電気43.84 kWhの省エネ、約1180 円節約になります。
 

電子レンジ~これを使えば、おいしく省エネ

野菜の下ごしらえや料理の仕上げに使うと省エネに。例えば煮込み料理の野菜はチンしてから鍋へ。
煮崩れも少ないようです。ブロッコリーやかぼちゃなど果菜100gを、1Lの水(27℃程度)に入れガスコンロで沸騰させてゆでる場合と、電子レンジで下 ごしらえをした場合のガス代と電気代を比較すると、約1230円節約になります(365 日、1 日 1 回使用)。
 

食器洗い乾燥機~トータルで考えると手洗いより節約

電気代はかかりますが、手洗いの場合の水道代を考えると節約になります。洗浄終了後は扉を開けて、余熱で乾燥すれば、さらに省エネに。
給湯器(40℃)を使い、使用水量 65L/ 回(冷房期間は、給湯器を使用しない)で手洗いする場合と、給水接続タイプで標準モードを利用した食器洗い乾燥機を使った場合を比較すると、1日2回洗うとして、食器洗い乾燥機を使った方が年間差額約8870円節約になります。
 

シャワー~シャワーの流しっぱなし、ストップ!

シャワーの水量はご存知ですか?およそ1分間使って12Lのお湯が流れるとされています。浴槽1杯分がおよそ200Lとすると、4人家族でシャワーを使った場合、1人あたり4分程度でほぼ同じになります。
45℃のお湯を流す時間を 1 分間短縮しただけで、年間でガス 12.78立方メートルの省エネ(都市ガスの場合)、 約2300 円節約に。水道は年間で4.38 立方メートルの省エネ、 約1000 円節約、ガス水道合わせると年間3300円の節約に。シャワーの流しっぱなしに気をつけるだけで、節約効果が上がります。
 

洗濯機~まとめ洗いが節約効果大

回数を少なくするためにまとめて洗濯したり、ホースやポンプなどを使って、お風呂の残り湯を利用するようにしましょう。水の量を節約できます。
洗濯・脱水容量が6kgの洗濯機の場合、容量の 4 割を入れて洗う場合と、8 割を入れて洗濯回数を半分にした場合を比較、年間で水道16.75立方メートルの省エネ、約3820 円水道代が節約できます。
また、洗剤をたくさん入れても洗浄力が増すわけではないようです。洗剤は多すぎるとすすぎの水が余分に必要になります。すすぎは注水すすぎより、ためすすぎが節約となります。
  いかがでしたか? 今一度節約や、省エネについて振り返り、習慣化できそうなものがあればぜひ継続して取り組んでみてください。
出典
経済産業省資源エネルギー庁「家庭の省エネ徹底ガイド春夏秋冬」
 

Text:FINANCIAL FIELD編集部

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