10月31日はハロウィン!繁華街では盛り上がっているけど、実際どんな層に支持されているの?
ファイナンシャルフィールド / 2018年10月14日 10時0分
いよいよ今月末はハロウィンですね。街中にハロウィンの装飾が施してあったり、カフェや菓子店にハロウィンらしいメニューが並んだりしています。 そもそもハロウィンは、日本ではまだ歴史が浅いイベントです。毎年渋谷の仮装パレードなどニュースにもなっているほどですが、実際のところどのくらい普及し、どんな層に支持されているのでしょうか? 気になるハロウィンの予算や楽しみ方についても調べてみました。
ハロウィンを支持しているのはやっぱり若者世代?
Macromillが運営する市場調査メディア「HoNote(ホノテ)」がハロウィンに対する意識調査を行いました。(※1)
【ハロウィンに賛成か?反対か?】
・10代:賛成 80.7% 反対 19.3%
・20代:賛成 75.2% 反対 24.8%
・30代:賛成 66.3% 反対 33.7%
・40代:賛成 56.0% 反対 44.0%
・50代:賛成 47.4% 反対 52.6%
・60代:賛成 38.8% 反対 61.3%
10代から60代まで、見事に順に賛成が減っていくのがわかりますね。このアンケートを見るに、ハロウィンは若者世代を中心に支持されているようです。
みんなはハロウィンにどれだけお金をかけている?
秋冬はなにかとイベントが続く時期。みんなはどのくらいハロウィンにお金をかけているのでしょうか。引き続きホノテの調査結果を見てみましょう。(※1)
【今秋~冬のイベントにかけられる最大の金額】
・ハロウィン ¥2,830-
・クリスマス ¥8,843-
・大晦日・カウントダウン ¥4,865-
・お正月 ¥6,854-
・バレンタインデー ¥2,872-
・ホワイトデー ¥2,053-
上記は10~20代の平均予算金額です。もっとも消費意欲が高いのはクリスマスでした。自分へのご褒美はもちろん、恋人へのプレゼントや友人とのパーティーなど、なにかと出費が増えるということでしょうか。
ちなみにハロウィンは、バレンタインデーに並ぶようなかたちに。クリスマスやお正月に比べて、まだまだ出費が及ばないようですね。
バレンタインデーはチョコレートのイメージが強いですが、ハロウィンだと仮装グッズやお菓子にお金を使うのでしょうか?
若い子は仮装グッズとお菓子にお金を使っている
そこで次は、若者マーケティング研究機関「SHIBUYA109 lab.(シブヤイチマルキューラボ)」が発表した、15〜24歳女性の調査結果をチェック。(※2)いまどきの若者たちが、ハロウィンに何をするのかが見えてきました。
【あなたは今年のハロウィンに何をする予定ですか?またはしたいですか?】
・首都圏女子(web調査)
1位:ハロウィンのお菓子を買う 32.0%
2位:学校や職場でお菓子交換 26.8%
3位:ハロウィンのお菓子を作る 16.8%
仮装をする 16.8%
・109女子(SHIBUYA109 来館者)
1位:仮装をする 41.1%
2位:学校や職場でお菓子交換 26.8%
3位:ハロウィンのお菓子を買う 20.5%
web調査、そしてSHIBUYA109の館内アンケートでも、上位に食い込んだのが「お菓子」でした。この調査結果を見るに、若い世代のハロウィンというと「お菓子を買って学校や職場で交換する」のが主流だと言えそうです。
交換用のお菓子となるとそこまで単価が高いわけでもないので、必然的に予算も低め……ということでしょうか。
でも結局、お金をかけずに自宅で仮装している人が多い!?
この季節になると、バラエティショップやディスカウントショップなどに、ハロウィン用の仮装グッズがたくさん並びます。需要があるからこそ供給がある……と考えると、ハロウィンに仮装を楽しむ人は少なくないのでは?
そこで最後に、ホノテの調査結果を見てみましょう。(※1)
【2018年のハロウィンの楽しみ方】
1位:仮装する 46.5%
2位:お菓子や料理を作る 36.6%
3位:ハロウィン関連商品を買う 28.2%
パーティ・イベントに参加 28.2%
4位:お菓子を配る 26.8%
上記は10〜20代の結果ですが、やはりキーワードは「仮装」と「お菓子」のよう。
【2018年ハロウィンの予定がある人は、どこで過ごすか】
1位:自宅 52.1%
2位:友人の家 25.4%
3位:街中(人の集まる場所) 16.9%
なんと、意外にもダントツ1位が自宅という結果に!2番目に多いのも友人の家ということで、ほぼ8割の人が見知った屋内でハロウィンを過ごす予定をたてているようです。
日本では歴史の浅いイベントであるハロウィン。お金をかけず、学校や職場でお菓子交換をし、自宅や友人宅でこっそり仮装を楽しむという人が多いというのが現状のようです。
クリスマスやバレンタインデーを超える消費拡大が見込めるイベントとして、日本に浸透する日は来るのでしょうか?
※1 市場調査メディア HoNote(ホノテ)『ハロウィンに関する調査(2018年8月実施)』
※2 若者マーケティング研究機関 SHIBUYA109 lab.『around20女性の「ハロウィン」に関する意識調査』
Text:FINANCIAL FIELD編集部
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