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子宝に恵まれた親族。すでに来年のお年玉が心配なのですが、払うのは「任意」ですよね? 正直もう払いたくないです…。

ファイナンシャルフィールド / 2024年3月5日 1時10分

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「親族に多くの子どもが生まれてうれしいけど、来年以降のお年玉を考えると心配」 「付き合いはあるけど、任意だからあげなくてもよいよね?」 などと考えていませんか。経済的な理由などで、できればお年玉をあげたくないと考えている方は多いでしょう。   ここでは、お年玉をあげている方の割合やお年玉の必要性などを詳しく解説します。

お年玉はどれくらいの人があげている?

お年玉は、どれくらいの人があげているのでしょうか。いくつかの資料をもとに、お年玉をあげている人の割合を確認します。
 

・6割程度がお年玉をあげる予定あり

住信SBIネット銀行株式会社が3211名の男女を対象に実施した「お年玉に関する意識調査」によると、2021年にお年玉をあげる予定があると回答した方の割合は61.4%です。お年玉をあげる相手は「甥・姪」が58.6%、「自分の子ども」が43.6%、「甥、姪以外の親戚の子ども」が18.0%となっています。
 

・5割程度がお年玉をあげた

株式会社エイチームフィナジーもよく似た調査を実施しています。同社が1000名の男女を対象に行った「お年玉に関するアンケート調査」によると、2020年に「お年玉をあげた」と回答した方の割合は47.9%です。
 
子どもがいる方は73.5%、子どもがいない方は34.5%が「お年玉をあげた」と回答しています。お年玉をあげた相手は「甥・姪」が64.7%、「自分の子ども」が35.1%、「甥・姪以外の親戚の子ども」が29.7%です。
 

・お年玉をあげていない方は意外と多い

上記の調査・アンケートの結果によると、全体の4~5割程度はお年玉をあげていません。子どもがいない方に限定すると、その割合は6割以上になります。調査・アンケートの対象者にどのような親族がいるかは明らかにされていませんが、これらの結果だけを見るとお年玉は任意であげればよいと考えられそうです。
 

お年玉はやっぱり必要?

お年玉をあげていない方は、意外と多いことが分かりました。しかし、これだけでお年玉をあげないと決めることは難しいでしょう。親族間にお年玉に関する暗黙のルールがあったり、お年玉をあげないと親族関係が悪くなったりするためです。甥や姪からプレッシャーを感じることもあります。「あげる・あげない」は、これらの点も踏まえたうえで検討するべきと考えられます。
 

お年玉をあげるときはルールをつくる

お年玉をあげたくないものの、さまざまな事情を加味してあげると決めるケースは少なくありません。決断後にあれこれ悩みたくない場合は、お年玉に関するルールをつくるとよいでしょう。具体的には、あげる範囲と年齢別のあげる金額を決定します。例えば、あげる範囲は甥と姪まで、あげる金額は小学生未満1000円以下などが考えられます。
 
ちなみに「お年玉に関する意識調査」によると、あげる金額のボリュームゾーンは小学生未満が1000円以下、小学校低学年が~3000円、小学校高学年が~5000円となっています。ルールを作っておくと、必要な金額が明確になるため予算を組みやすくなります。
 

お年玉の必要性をよく考えて対処

お年玉をあげている方の割合は5割程度です。任意であげればよいといえそうですが、暗黙のルールや親族との関係には注意が必要です。必要性をよく考えて「あげる・あげない」を決定しましょう。あげると決めた場合は、ルールを決めておくとお年玉に関する悩みを減らせます。以上を参考に、今後の方針を検討してみてはいかがでしょうか。
 

出典

住信SBIネット銀行株式会社 お年玉に関する意識調査2021
イーデス 【お年玉あげる側アンケート】いつまで、いくら渡してる?お年玉事情や思いの丈を大調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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