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なんとなく始めた小銭貯金が「110万円」を超えました! 口座に入れず、「タンス預金」として少しずつ使うべきでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年3月19日 3時10分

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何となく始めた小銭貯金でもコツコツと続けていけば、大きな金額になります。   110万円もの大金になると、自宅で保管するのが不安だと感じることもあるでしょう。銀行口座ならば安心してお金を預けられますが、小銭の入金時に手数料がかかるケースもあるため注意が必要です。   そこで、本記事では、タンス貯金のリスク、銀行口座へ預けるメリット・デメリット、小銭入金時の手数料などについて紹介します。

タンス貯金で注意すべき点

銀行などの金融機関を利用せずに、自宅内で現金を保管することをタンス貯金といいます。タンス貯金は、手元に現金を置いておけるため、いつでも自由に使えるのがメリットです。銀行のように、出入金時の手数料や通帳発行料なども一切かかりません。
 
ただし、タンス貯金は防犯面の不安があります。盗難や紛失のリスクがあるだけでなく、火事や水害などの災害で全額が失われてしまうこともあるため、注意が必要です。さらに、タンス貯金は長く続けても、元本以上の額が増えないため、資産形成にも不向きといえます。
 

銀行へ預けるメリット・デメリット

コツコツと貯めた小銭貯金の110万円を安心して保管したいならば、銀行で口座を開設して入金しておくとよいでしょう。銀行へ小銭貯金を預けるメリット、デメリットは以下のとおりです。
 

・メリット

銀行へ預けるメリットは、預けた金額や期間に応じて利息が受け取れることです。例えば、金利が0.001%の普通預金口座へ小銭貯金の110万円を預けておけば、1年間で11円(税引き前利息)の利息がもらえます。
 
わずかな額ですが、タンス貯金を続けるよりもお金が増えるのがメリットです。預金保険制度があることもメリットです。1金融機関につき預金者1人あたり元本1000万円までと破綻日までの利息等が保護される制度が用意されているため、安心してお金を預けられます。
 

・デメリット

銀行へ預けるデメリットは、入金や出金時に手数料がかかる場合があることです。近年は、通帳発行時や硬貨の入出金時に手数料がかかる金融機関も増えてきました。
 

小銭の入金時にかかる手数料はいくら?

窓口やATMで小銭を預ける場合は、手数料がかかる場合があります。手数料がいくらかかるのは、金融機関によりさまざまです。
 
【メガバンクの手数料の例】
例えば、大手銀行の硬貨入金時の手数料を調べたところ、窓口で預ける場合は301~ 500枚までは550円、501~1000枚までは1100円となっています。1001枚以上を預ける場合は、500枚につき550円が加算されます。硬貨が300枚以下の場合は、窓口での手数料が発生しません。
 
【ゆうちょ銀行の手数料の例】
ゆうちょ銀行では、2022年1月からATM硬貨預払料金を設けました。硬貨を伴う預け入れの場合は、1~25枚まで110円、26~50枚まで220円、51~100枚まで330円の手数料がかかります。さらに、硬貨を伴う払い戻しの場合は、1枚以上で110円の手数料を負担しなければなりません。
 
このように、金融機関へ小銭貯金を預ける際には、枚数に応じて手数料を支払わなくてはなりません。手数料を負担したら、せっかく貯めた小銭貯金が目減りしてしまいます。手数料の負担をおさえたいのであれば、無料となる範囲の枚数で複数回に分けて入金したほうがよいでしょう。
 

小銭貯金を銀行に預ける際には手数料に注意!

小銭貯金を自宅で保管するのは、防犯面や災害面でのリスクがあります。災害、盗難、紛失などのリスクから大事な現金を守りたいのであれば、銀行へ預けたほうがよいでしょう。
 
銀行に預ければ安心感が得られるうえに、預入額や期間に応じて、少ないながら利息も受け取れます。ただし、大量の硬貨を入金する際には、手数料がかかる点に注意しましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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