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【ONE PIECE】ルフィの懸賞金は30億ベリー!「1ベリー=1円相当」らしいけど、現実世界の懸賞金もそんなにもらえるの? 日本・海外の懸賞金額を紹介

ファイナンシャルフィールド / 2024年3月26日 10時20分

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1997年に連載が開始され、今や世界中で大人気の漫画『ONE PIECE』。そんなONE PIECEの主人公であるルフィには現在30億ベリーの懸賞金がかけられており、1ベリー=1円相当と考えるとルフィの懸賞金は30億円相当にもなります。   現実世界でも指名手配被疑者のニュースはたびたび目にしますが、検挙に至った場合、実際にどのくらい懸賞金をもらえるのか、気になる人もいるでしょう。そこで本記事では、現実世界でもらえる懸賞金の額や、実際に高額な懸賞金がかけられていた事例などを紹介します。

現実世界でもらえる懸賞金額

日本では懸賞金の額に上限が設定されているため、現実世界でもらえる懸賞金額は日本と海外で異なります。なお、日本では懸賞金ではなく「捜査特別報奨金(以下、報奨金)」と表現します。
 
上限が決められている日本では高額な報奨金がかけられることはありませんが、上限のない海外ではルフィのように、日本円換算で数億円にものぼる懸賞金をかけられることがあります。
 
実際にもらえる懸賞金額を日本と海外で比較し、以下で概要について解説します。
 

日本でもらえる懸賞金額

日本での報奨金は、原則として最大300万円、必要があると認められた場合には1000万円を上限に増額されます。
 
指名手配被疑者に関する有力な情報提供者に、検挙等への寄与の度合いに応じて優秀者に広告記載された金額の範囲内で報奨金が警察庁での決定金額が支払われます。該当者が複数人の場合は分割での支払いとなります。
 
ただし一部の指名手配犯については、遺族や被害者の会などから私的懸賞金が支払われるケースも過去にはありました。
 
また、報奨金はすべての指名手配被疑者にかけられるわけではなく、警察庁が指定した重要事件にのみ設定され、こうした事件を総称して懸賞広告事件といいます。日本でもらえる報奨金は最大1000万円なので、ルフィの30億ベリーのように高額な懸賞金を手に入れることは難しいでしょう。
 

海外でもらえる懸賞金額

海外では懸賞金額に上限が設けられていない国もあるため、検挙に至ればルフィにかけられているような高額な懸賞金を受け取ることも可能です。実際に大量殺人などの凶悪犯には、日本円にして数億円相当の懸賞金がかけられていた事例もあります。
 
過去に高額の懸賞金がかけられたケースは、2001年のアメリカ同時多発テロ事件の計画に深く関わったとされる国際テロ組織アルカイダの最高指導者、アイマン・ザワヒリ容疑者に2500万ドル(当時の日本円換算で約32億円)の懸賞金がかけられていました。
 
懸賞金に上限が設けられていない国なら、ルフィのように高額な懸賞金を手に入れることも夢ではないでしょう。
 

ルフィの懸賞金が高額になった理由は?

そもそも懸賞金は、特異性のある事件や重要と認められる事件など、社会的反響が大きい事件の被疑者にかけられるものです。ルフィの懸賞金も最初から30億ベリーだったわけではなく、世界的に反響が大きくなるにつれ高額な懸賞金がかけられるようになりました。
 
実際にルフィの懸賞金の推移を見てみると、3000万ベリーから戦闘に勝利するごとに徐々に金額が上がっており、上限がないためかなりの額まで跳ね上がっていることが分かります。
 

まとめ

ルフィの懸賞金は30億ベリーという金額ですが、現実世界でも高額な懸賞金がかけられた事例はあるため、有力な情報を提供できればONE PIECEの世界のような金額を手に入れることも可能です。
 
ただし、日本では報奨金額に上限があるため、最高でも1000万円までしか受け取れませんが、海外では上限が設けられていない国もあるので2500万ドル(当時の日本円換算で約32億円)もの懸賞金がかけられていたケースもあります。
 
日本にも未解決の凶悪事件がいくつもあるため、不審な人物を見かけたら通報するなど、できる範囲で情報提供に協力できると良いですね。
 

出典

警視庁 懸賞広告事件
 
執筆者:梅井沙也香
FP2級

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