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鍋やヤカンは「丸底」よりも「平たい底」の方がガス代の節約になる!?

ファイナンシャルフィールド / 2024年4月23日 0時0分

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ガス代の節約は、日々のちょっとした工夫からできるといわれています。特に料理をする際には、使用する調理器具の形状が意外なほどに家計に影響を与える可能性があります。   物価が高騰している昨今、節約できる方法があると家計にもよい影響があります。この記事では、ガスコンロで鍋やヤカンを使うときの節約のコツと実際に節約できるガス代を計算してご紹介します。

鍋やヤカンは「丸底」よりも「平たい底」の方が省エネにつながる

底の形状の違いにより、平たい底の鍋やヤカンは、丸い底の鍋やヤカンよりも加熱元(ガスコンロや電磁調理器など)との接触面積が大きくなります。接触面積が広くなるほど熱源の無駄がなくなります。
 
そのため、丸い底の物より平たい底の物のほうが、熱が効率的に食材に伝わり省エネとガス代の節約につながるといわれています。
 

鍋やヤカンの節ガス術は3つ

ガスコンロで鍋やヤカンを使ったときの節約のコツとは、どのようなものがあるのでしょうか。「平たい底」の鍋やヤカンを使用しつつ、さらにガス代を節約する方法を紹介します。
 

鍋やヤカンの底から炎がはみ出さないように調節

炎が鍋やヤカンの底からはみ出してしまうと、はみ出した分だけ余分なエネルギーを消費していることになります。炎の量を調節するだけでもガス代の節約につながります。
 
今回はガスコンロを使用したときに、炎が鍋やヤカンの底からはみ出さないように調節した場合の節約できるガス代を計算しました。1日3回の頻度で20度程度の水1リットルを沸騰させるときに、強火から中火に炎を調節した場合を想定しています。
 
ガス代単価(162円/立方メートル)は算出当時のものを使用しています。1年間でガス2.38立方メートルのガスを節約できたとして、ガス代を算出します。
 
162円/立方メートル×2.38立方メートル=385.56円
 
上記の結果から、1年あたりに換算すると約386円のガス代を節約できることが分かりました。
 

鍋やヤカンの水滴を拭き取ってから、ガスコンロにかける

鍋やヤカンの底に水滴がついたままだと、水滴を蒸発させるのに余分なエネルギーが必要になります。余分なエネルギーを消費しないだけでも、ガス代の節約につながります。
 

点火は、ガスコンロに鍋やヤカンを乗せてから行う

ガスコンロに点火するのは、鍋やヤカンを乗せてから行います。何もない状態でガスコンロを点火すると、余分なエネルギーを消費することになります。必要なエネルギーのみを使用することで、節約にもなります。
 

鍋やヤカンは「丸底」よりも「平たい底」の方が省エネにつながる

鍋やヤカンは丸い底の物より、平たい底の物の方が熱効率がよく、省エネとガス代の節約につながることが分かりました。ほかにガス代を節約できる方法として、鍋やヤカンの底から炎がはみ出さないように調節する、鍋やヤカンの水滴を拭き取ってからガスコンロにかける、点火はガスコンロに鍋やヤカンを乗せてから行うなどの方法が挙げられます。
 
1日3回の頻度で20度程度の水1リットルを沸騰させるときに、強火から中火に炎を調節した場合を想定した場合、1年あたりに換算すると、約386円のガス代を節約できることが分かりました。
 
今回ご紹介したガスコンロで鍋やヤカンを使ったときの節約のコツを参考にして、実践してガス代の節約につなげてください。
 

出典

経済産業省 資源エネルギー庁 家庭向け省エネ関連情報 無理のない省エネ節約 ガスコンロ
経済産業省 資源エネルギー庁 家庭向け省エネ関連情報 無理のない省エネ節約 省エネ効果の算出根拠
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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