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家に使っていない「ビニール傘」が10本あります…。買いすぎを防ぐよい方法はないのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年10月6日 2時0分

家に使っていない「ビニール傘」が10本あります…。買いすぎを防ぐよい方法はないのでしょうか?

いつの間にか家に大量のビニール傘がたまってしまったという経験がある方は多いでしょう。雨が急に降り出したときにコンビニなどで手軽にビニール傘を購入し、そのまま家に持ち帰ることが繰り返されると、気がつけば傘でいっぱいに……なんてことも。   本記事では、全国的な傘の所有状況や傘が家にたまってしまう原因、傘を買いすぎない対処法などを解説します。使わないビニール傘がたまってしまう方は、ぜひ参考にしてください。

傘の所有数の全国平均

株式会社ウェザーニューズの「傘調査2022」によると、傘の所有数の全国平均は4.2本でした。都道府県別で見てみると、上位5位までは以下の結果となりました。


・1位:奈良県(5.6本)
・2位:神奈川県(5.0本)
・3位:東京都(4.9本)
・4位:大阪府(4.8本)
・5位:栃木県・京都府・兵庫県・高知県(4.6本)

所有数が多い都道府県を見てみると、大都市周辺が上位にランクインしていることが分かります。
 
また、ビニール傘に限定して所有数を聞いてみると、全国平均は1.6本でした。都道府県別に見てみると、ビニール傘の所有数が一番多い都道府県は2.0本の東京都で、次いで1.9本で栃木県や千葉県、神奈川県、京都府が続きました。傘の所有数のランキングと同様に、大都市周辺がトップにランクインしています。
 
加えて、傘の使用率を男女別に見ると、ビニール傘以外の長い傘の使用率は男性39%、女性62%と、女性の使用率の方が高くなりました。
 
しかし、ビニール傘で見ると、男性が31%、女性が16%と男性の使用率が女性の2倍近くになっています。ビニール傘を複数所有している方に購入理由と用途を聞いたところ、急な雨や気づいたら増えていた、来客用などが挙げられました。
 

傘にかける費用はどれくらい?

株式会社ウェザーニューズの「傘調査2022」によると、傘1本にかける金額の中央値は1500円でした。また、1000円以内に収めている方は48%と、約半数の方が安い傘を使用していると分かりました。
 
仮にビニール傘をコンビニで購入した際の、傘にかかる費用を計算してみましょう。あるコンビニではビニール傘を668円で販売しています。傘の所有数の全国平均で計算してみると、ビニール傘にかけている費用は約1069円です。もし家に1.6本以上ビニール傘をためこんでいる場合は、より費用がかかっていることになります。
 
コンビニよりも100円ショップやホームセンターの方が、ビニール傘を安く販売している場合があります。ビニール傘にかける費用を安くおさえたい方は、100円ショップやホームセンターで購入するとよいでしょう。
 

ビニール傘が家にたまってしまう原因

ビニール傘が家にたまってしまう原因には、気軽さと忘れやすさが深く関係しています。
 
まず、ビニール傘は手軽に手に入るため、雨が急に降った際にコンビニや100円ショップでサッと購入できます。価格も安いため、失くしても「また買えばいい」という心理が働き、大事に扱わなくなることが多いです。
 
さらに、傘は日常生活の中で忘れやすいアイテムでもあります。電車やカフェに入ると、傘の存在をすっかり忘れてしまい、そのまま置き去りにしてしまうケースが少なくありません。
 
傘がないときに雨が降った場合にコンビニなどでビニール傘を買い、自宅に傘が増えるという悪循環に陥ってしまうため、ビニール傘は家にたまってしまうと考えられます。
 

使っていない傘を家に増やさないための対策

使っていない傘を家に増やさないための対策を紹介します。
 
まず、折り畳み傘を携帯しておくことです。折り畳み傘があれば、突然の雨にもすぐ対応できるため非常に有効な手段です。最近では、コンパクトで軽量な折り畳み傘が多く販売されており、持ち歩く負担が軽減されます。
 
また、デザインも豊富なため、お気に入りの1本を見つけるのも楽しいでしょう。職場や車に予備の傘を置いておくのもひとつの対策です。置き傘があることで、急な雨でも新たに傘を買う必要がありません。
 
さらに、外出前に天気予報を確認する習慣をつけることも大切です。昨今の天気予報では、雨雲の動きをリアルタイムで追跡したり、降水量を予測したりすることが可能です。天気予報を確認し、あらかじめ準備しておけば傘を買わずに済むようになるでしょう。
 

折り畳み傘を持ち歩く、置き傘をする、天気予報をチェックするなどの対策で傘の買いすぎは防げる可能性がある

家に傘がたまってしまう原因として、気軽さや忘れやすさが挙げられます。折り畳み傘を持ち歩く、傘を職場や車に置いておく、外出前に天気予報をチェックするなど、日常の工夫で新たな傘の購入が防げる可能性があります。
 
これらの方法を実践して、傘を買いすぎないようにしましょう。また、すでに使っていない傘が大量にある場合は来客用にするなど、有効活用する方法もあります。
 

出典

株式会社ウェザーニューズ ニュース 全国9万人が回答!雨の季節に欠かせない“傘”にまつわる都道府県ランキングを発表 傘の所有数は平均4.2本、傘1本の金額はほぼ半数が1,000円以内
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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