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親に介護が必要になりました。誰に相談したら一番良いのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2019年2月19日 7時39分

高齢者の暮らしを総合的にサポートする地域包括支援センター 地域包括支援センターは、市町村などの各自治体に1カ所以上設置することになっています。保健師や社会福祉士、主任ケアマネージャーが配置され、地域の人たちの介護サービス […]

高齢者の暮らしを総合的にサポートする地域包括支援センター

地域包括支援センターは、市町村などの各自治体に1カ所以上設置することになっています。保健師や社会福祉士、主任ケアマネージャーが配置され、地域の人たちの介護サービスや介護予防、日々の暮らしを様々な側面からサポートすることを主な役割としています。地域包括支援センターの大きなメリットは、介護に関する相談を行政や関係機関をたらい回しにされることなく、スタッフがそれぞれの専門性を発揮して対応してくれるということです。そこでまず、介護保険の申請に必要な手続きについて説明を受けて下さい。

介護保険を申請しよう

介護保険とは、介護が必要な高齢者の治療や介護などにかかる費用を社会全体で支援する保険制度のこと。介護は、本人はもちろんその家族にも大きな負担となります。その負担を少しでも軽くするために、介護保険制度を活用しましょう。

介護保険の利用の流れ

①要介護認定を受ける

介護保険を利用するためには、要介護認定という、介護をどれくらい必要としているかの判定を受けなくてはなりません。まず、地域包括支援センターで要介護認定の手続きを始めて下さい。申請には、「介護保険要介護認定・要支援認定申請書」「介護保険被保険者証」「主治医意見書」が必要です。
申請書類による受付が完了したら、今度は調査員による訪問調査です。聞き取りによる暮らしぶりや現況についての確認、どの程度の介護が必要かを判断される調査あ行われます。調査員は市区町村の職員、あるいは委託を受けたケアマネージャーが担当します。
要介護認定の審査の結果として、自立、要支援1~2、要介護1~5のうちいずれかの通知が届きます。申請から結果の通知を受けるまでの期間は、約30日となります。申請先の市区町村によって異なりますので、不安な場合にはあらかじめ問合せておくと良いでしょう。
自立の場合は介護保険サービスを受けることができません。また、それぞれの要介護度・要支援度に応じて、受けられるサービス内容や介護保険の適用上限金額が異なります。

②ケアプランを作成する

要介護認定が完了したら、次はケアプランを作ります。ケアプランとは、どのように介護保険サービスを組み合わせて使うかを計画したものです。自分で作ることもできますが、専門家であるケアマネージャーに作ってもらうこともできます。介護保険制度や活用可能なサービスについて詳しくない方は、ケアマネージャーを活用すると良いでしょう。
各自治体、もしくは企業が行っている介護保険外のサービスもあります。インターネットで調べたり、ケアマネージャーや地域包括支援センターにお問い合せ下さい。

③介護サービスを受ける

ケアプランを立て終わったら、実際に介護サービスを受けます。ケアプランは、利用者の状態に応じて変更することが可能です。疑問点や不安点、要望がある場合は、遠慮なくケアマネージャーに相談しましょう。ケアマネージャーが合わない場合には、地域包括支援センターに相談して、ケアマネージャーを変更することが可能です。
介護者や家族にとって、地域包括支援センターが様々なアドバイスをくれる相談所だとすれば、ケアマネージャーは身近で心強い相談相手です。しっかりとした信頼関係を築き、より良い環境で介護を行いたいものです。

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