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確定申告も「キャッシュレス」で納付できるって本当? クレカやアプリなどを利用した納付方法を解説

ファイナンシャルフィールド / 2025年1月11日 2時50分

確定申告も「キャッシュレス」で納付できるって本当? クレカやアプリなどを利用した納付方法を解説

確定申告は手間のかかる作業なので、頭を悩ませる方も少なくありません。しかし、昨今ではマイナポータル連携で簡単に確定申告を済ませる方も増えています。マイナポータル連携を活用すると、面倒な確定申告はどう変わるのでしょうか。本記事では確定申告でマイナポータル連携を利用するメリットを解説します。

マイナポータル連携なら自動入力できる

マイナポータル連携は確定申告や年末調整などの手続きで利用できるサービスで、国税庁のWebサイトの確定申告書等作成コーナーから利用できます。
 
マイナポータル連携ならマイナポータル経由で給与所得の源泉徴収票や控除証明書などのデータを一括取得でき、各種申告書の該当項目への自動入力が可能です。確定申告の添付書類を確認しながら各項目に記入する時間のかかる作業も、マイナポータル連携を利用すれば必要ありません。
 

自動計算されるので誤りがない

マイナポータル連携で自動入力された情報をベースに、控除額が自動計算されます。そのため、確定申告で入力ミスや計算誤りといったヒューマンエラーの削減が可能です。万が一確定申告に誤りがあった場合、訂正申告でその誤りを修正しなければなりません。
 
さらに、確定申告の期間を過ぎてから誤りに気がつくと別の手続きが必要になり、状況によってはペナルティが発生する場合もあります。マイナポータル連携であればそうした確定申告のリスクを回避して、効率的かつ正確な作業が可能です。
 

書面の管理や保管が不要になる

マイナポータル連携ならすべてデータで作業が完結するので、面倒な書面の管理や保管が必要ありません。マイナポータル連携せずに確定申告を実施するには、控除証明書や源泉徴収票などの関連する書面を管理して保管する必要があります。
 
確定申告する内容が多岐にわたれば、関連する書面を紛失するリスクも軽視できません。そうした、書面の管理や保管に関連する負担も、マイナポータル連携であれば解消できます。
 

作成した確定申告書はe-Taxで送信できる

マイナポータル連携で作成した確定申告書は、そのままe-Taxで送信できます。e-Taxとは国税に関連する各種手続きを、インターネットなどで電子的に行えるシステムです。e-Taxを利用すれば税務署に行かずに自宅から確定申告を行えます。
 
また、生命保険料控除証明書や地震保険料控除証明書などの添付書類は、記載内容を入力して送信すれば提出や提示が不要です。さらに、確定申告期間中は24時間いつでもe-Taxを利用できます。マイナポータル連携とe-Taxを活用して、効率的に確定申告を実施しましょう。
 

令和7年1月からスマホ用電子証明書に対応する

確定申告は令和7年1月からスマホ用電子証明書に対応します。スマホ用電子証明書とは、マイナンバーカード保有者向けのスマホ用の公的個人認証サービスです。スマホに電子証明書機能を搭載できるので、マイナンバーカードを持ち歩かずにスマホだけで関連サービスの利用が可能です。
 
確定申告でも、スマホ用電子証明書を活用すればマイナンバーカードをスマホで読み取る作業をしなくても、確定申告書の作成やe-Tax送信が簡単にできるようになります。
 

まとめ

確定申告は時間と手間のかかる作業というイメージが強いですが、マイナポータル連携やe-Tax、スマホ用電子証明書などの登場で変わりつつあります。面倒に感じる関連書類からの入力作業も、マイナポータル連携を活用すれば自動入力と自動計算が可能になりました。
 
作成した確定申告書はe-Taxで送信できるので、税務署の窓口に出向く必要もありません。新しいサービスや技術の活用によって、確定申告の方法は大きく変わってきています。令和6年分の確定申告はマイナポータル連携を活用し、効率よく作業を進めてみてはいかがでしょうか。
 

出典

国税庁 令和6年分の確定申告はスマホとマイナポータル連携でさらに便利に!
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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