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住宅ローンの変動金利が向いている人、向いていない人

ファイナンシャルフィールド / 2019年2月21日 9時20分

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マイナス金利の超低金利時代。もちろん借り入れ金利も低い昨今、高額なマイホームの購入を検討しているという方も多いと思います。数千万円の買い物ですから、現金での一括購入は難しく、住宅ローンを組んで買うことが大半です。   「住宅ローンを借りる」とひと口に言っても、変動金利や固定金など聞き慣れない言葉が多いうえに、メリット・デメリットも異なるため、選択に迷う方もいるかと思います。   そこで今回は、住宅ローンを借りる際の第一関門である、変動金利と固定金利について解説し、それぞれどういう人に向いているのかを見ていきます。  

住宅ローンの返済パターンの種類は?

変動金利はその名の通り、「借入期間中に金利変動があれば、支払金額が変動する」という金利です。固定金利はその逆で、「借入期間中に金利は変動せず、支払金額も変わらない」金利です。ざっくりとではありますが、変動金利と固定金利の概要はこうなります。
 

変動金利の特徴と、変動金利での返済に向いている人

変動金利は、その時の金利状況によって、適用される金利が上昇したり、下降したりします。
 
契約時(借入時)の金利をベースとし、固定金利と比べると低い金利で借り入れをすることができます。2~10年間固定金利で、定められた期間を過ぎると金利の見直しが入るといったローン商品がありますが、こちらも変動金利の商品と言っていいでしょう。
 
変動金利の特徴としては、その時点の最低金利でお金を借りられることが挙げられます。しかし、将来的に金利が上昇した場合には、支払う利息も増えますので、注意が必要です。
 
変動金利で住宅ローンを組むのに向いているのは、将来的に金利が上昇したとしても、その上がり幅に対応できる人です。具体的には、子育てがひと段落後、配偶者(奥様)がパートなどで働くことで、世帯収入が増えると想定される人などです。
 
逆に、変動金利に向かないのは、借入金額が多く、さらに返済期間が長期におよぶ人です。
 
また、日ごろから経済に関するデータ(金利)をチェックする習慣がない、子育てや介護などで多忙になり、繰り上げ返済や借り換えを考える余裕を持てそうもない、という人にもあまり向いていないと言えます。
 

固定金利の特徴と、固定金利での返済に向いている人

固定金利は、契約時(借入時)の金利が、ローン完済までずっと変わりません。
 
固定金利のメリットは、将来的に金利が上昇したとしても、金利変動による支払金額の変更がないということです。逆にデメリットは、金利が下がったとしても、当初の金利は変更されず支払金額が下がらないという点です。
 
固定金利での支払いに向いているのは、借入金額が高額かつ返済期間が長くなる人です。変動金利のローンと比べると、設定される金利は高めですが、ずっと支払金額が変わらないため、安定した返済計画を立てられるので安心ですね。
 
現在小さいお子様がいて子育てに追われている、金利指標などのチェックを小まめにできそうにないといった方も、固定金利の選択をおすすめします。
 

まとめ

固定金利と変動金利、どちらで住宅ローンを借りるのが正解、とは一概に言えません。いずれも一長一短あり、実際に住宅ローンを利用する方の状況によって、最適な支払いプランは変わってきます。
 
住宅ローンを借りる前に、まずはご自身の考えをしっかり整理されることが大切です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
 
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