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がんと診断されても、保険金が払われない場合があるって本当? がん保険と医療保険の注意点を解説

ファイナンシャルフィールド / 2019年9月25日 10時40分

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医療保険あるいはがん保険に加入されていらっしゃる方も多いかと思います。しかし、もし万一、がんになってしまった場合、自分が加入している保険はどのがんも例外なく保険金の支払い対象かどうかご存じですか?   特にがん保険および医療保険のがん関連の特約では注意の必要な部分がありますので、本記事で解説をしていきます。  

がんには段階があります。

ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、がんはその進行度によってステージ0~ステージ4までの5段階に分類されています。それ以外にTNM分類という方法もあるのですが、保険の支払いに関連することは少ないためここでは割愛させていただきます。
 
実は、このステージの分類で「0」と「1~4」の間には保険を知る上で大きな違いがあるのです。
 

ステージ1~4

保険でいわゆる「がん」とみなされて、がん関連の保険金が満額支払われるものは「ステージ1~ステージ4」までのものです。
 
がんの発生した場所によって細かい違いはありますが、ステージ1はがんが「上皮層」を超えたものの「筋肉層」にとどまっているもので、ステージ4は他臓器への転移しているものです。これらのステージに該当すると確定診断を受けた場合であれば、がん保険や医療保険のがん関連の保険金が支払われます。
 

ステージ0

一方で特に注意が必要なのはステージ0です。保険の約款などでは「上皮内新生物」と記載されていることも多いものです。
 
ステージ0と診断された場合はがんの組織が上皮層内にとどまっているものであることから、切除すればほぼ100%に近い確率で完治します。また手術自体も内視鏡のみで済むなど、予後も比較的良好に推移する特徴があります。
 
ステージ0と診断を受けて保険を請求する場合については、ご加入の保険の内容を注意深く確認する必要があるのです。比較的加入時期が最近のものであれば、支払い範囲が拡大されている可能性もあり、初回のみがん保険金100%給付のものなどもあります。
 
しかし、加入時期が古いものには、上皮内新生物は保険金支払い対象外であったり、がん保険金の10%のみの支給といった条件付きであったりするものが多く存在しています。
 
近年、がんに関する発見技術や治療技術は目覚ましく進歩していることから、早期発見・早期治療によってがんは治る病気になってきています。その時代の進化に合わせてがん保険も進化を遂げているのです。
 

まとめ

非常に簡単ではありますが、がんのステージ分類とがん関連保険金の関係について解説しました。今ご加入中の保険はステージ0の場合にも対応しているでしょうか? これを機会に一度保障内容の再確認をしてみてはいかがでしょうか?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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