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賃貸に見えない、無理せず気分の上がる暮らし。2LDK・51㎡の四人暮らしインテリア 【私らしく暮らす】

fudge.jp / 2024年5月11日 15時30分

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わたしなりのささやかですてきなものをおすそ分けできないかという思いではじまりました。デザイナーの大谷...

家族が増えるタイミングで、現在の住まいへ引っ越しを決められたちいさん。おうちでの時間が充実したものになるよう、こだわりのインテリアでつくられたお部屋についてお話を伺っていきます。

 

賃貸に見えないようにするリビング

室内の広さを重視して、現在のお部屋はスピード感持って決定することを意識したと話すちいさん。
「2人目の子どもが産まれるタイミングで、37㎡の住まいが手狭になり、引越しを考える様になりました。住まい探しの中で、良い物件は急がないとすぐに埋まってしまうという経験をしたことがあり、築年数・部屋の広さ・家賃等、条件が揃っていたこのお部屋は、見つけた翌日に内見・契約とすぐに進めましたね」

 

お気に入りのリビングスペースは、自ら手も加えてお気に入りの空間に変えられていました。
「前の住まいでDIYを始めて、賃貸でもこれだけ変わるんだという経験が出来ました。引越しても必ず手を加えて賃貸っぽく見せないようにしたいなという思いで色々と手を加えています」

 

「1日の中で過ごす時間の長いリビングは、心地の良い空間になるよう床や家具を工夫しました。賃貸っぽさが出てしまう床はフロアタイルを敷いてDIYしました。前の住まいでもフロアシートは使っていたのですが、仕上がりが変わってまた新しい気持ちで楽しめています」

 

今回の住まいでは床だけでなく、照明も。既存のものを外し、原状回復可能な範囲で付け替えられていました。

 

インテリアはInstagramなどで心惹かれたデザイナーズ家具を配置。なかでもお気に入りと話されていたのがソファ、ロゼトーゴ。
「前の住まいでお部屋づくりを考えはじめたころに購入したものです。最初は1Pのみでしたが、こどもが座わると大人の座る場所がなくなってしまったため、今回の住まいで2Pも買い足しました」

 

「決して安い買い物ではないですが、横から見たフォルムが可愛くて。毎日ソファを眺めるたびに幸せな気持ちになれます」

 

住まいが変わって使い方が変わったというインテリアもありました。
「SNSで知ったチェスカチェアは最初、見た目に惹かれて調べるも高くてすぐには購入できず。それでもどうしても諦められずお仕事を頑張ったご褒美に買いました。前の住まいでは椅子としては使わず眺めて楽しんでいたのですが、今回広くなったお部屋ではダイニングチェアとして活躍してくれています」

 

「アアルトによってデザインされた100パーテーションも今回の住まいで楽しめるようになったものの1つです」

 

「持ち運びができるので、気分に合わせて配置を変えています。部屋の仕切りとして使用したり、自由に形を作ったりすることができるので場所を選びません。また、部屋に置くだけでインテリアに温かみを加えてくれます」

 

こだわりのインテリアに囲まれたお部屋ですが、「インテリアはまだまだ初心者なんです」と話すちいさん。お部屋づくりのはじまりは、前の住まいでふと芽生えた気づきがきっかけでした。
「1LDKの家で家族3人で暮らしていた住まいでは、もう本当に家がごちゃついてしまっていました。お部屋のことを考えることも諦めて過ごす日々で、広い家じゃないからとお部屋のせいにしていました」

 

「ただ自分の人生を立ち止まって考えた時に、このままじゃダメだということを考えることがあったんです。職場環境が嫌だったら転職すれば良くなるとか、職場が嫌だから結婚すれば幸せになれるとか、逃げるように次のステップに行ったところで、根本的に自分が変わらないと本当の幸せが手に入ることはないと自分自身の経験から気づきがありました」

 

「このまま、また逃げる様に新しい住まいを変えても同じことになる。今できる何かをクリアしてから次を考えようと思い、1LDKだった部屋の仕切りを外してワンルームに変えてみたんです。広く見える様になったお部屋にフロアシートを敷いてみると雰囲気も変わって見えました。そして、憧れだったデザイナーズ家具も取り入れることによって、好きじゃなかった部屋がこんなにも好きになれるんだなっていう経験に繋がりました」

 

経験を元に、自ら手を加え、気に入ったものを置けるよう努力するようになったと話すちいさん。
「好きになる努力をして、好きになった前の住まい。自分もお部屋もレベルアップしてから今の住まいに引っ越したので、よりインテリアが楽しめるようステップアップできたなという感覚がありますね」

 

愛着の湧く収納家具やアイテムを選ぶ

家族が増えると、必要なものも多くなり、生活感も出てしまいがち。ちいさんの住まいでは収納アイテムにもこだわりを持つことで、心地よい空間を維持されています。
「賃貸だとどうしても、収納が限られてしまいます。そのため、好きな収納家具やアイテムで収納を増やしつつ、お部屋も好みの空間に整えられるようにしました」

 


見た目も収納力でもお気に入りだと話すのがUSMハラー。
「寝室にあるため出番は少ないけど、暮らしにはかかせないものを収納しています」

 

「上段は、まだ小さな子どものオムツなどをしまっています。外観がかっこよくて、まさかここに入っているとは思われないので上手く隠せていると思います」

 

下段は本棚として家族の書籍が収納されていました。

 

「USMハラーの上に小物をおくと2倍増でおしゃれに飾れるのも大好きなポイントの一つです。定期的にディスプレイを変えては楽しんでいます。寝かしつけ後に、USMハラーの扉でパソコン作業できるのも最高ですね」

 

作業部屋にもお気に入りの収納アイテムがありました。
「機能性を重視した昇降デスクはどうしてもオシャレには見えないので、シェーカーボックスを置いて、少しでも好きな空間に出来たらと考えています」

 

ボックスの中には、パソコン仕事の効率を高める機材や、リモコン類をまとめて収納。
好奇心旺盛なお子さんの目から遠ざけることもできて一石二鳥ですね。

 

リセットは気が向いたタイミングに

お子さんは二人ともまだ小さいこともあり、お部屋はすぐに散らかってしまいがち。ちいさんは、厳しく決めすぎない収納で心落ち着く住環境を整えられています。
「モノの帰る場所を決めて、部屋がごちゃつかないように気をつけています」

 

「おもちゃは全て子ども部屋兼作業部屋にまとめており、リビングで遊んだ後は子ども部屋へ片付けてもらうようにしていますね」

 

「それでも、子どもも片付けたくない日があるので、毎日キレイを保つことはできませんし、私も毎日リセットはできません。そのため、疲れている日は寝ることを優先して2〜3日に一度、定期的にリセットできるように心がけています。睡眠とリセットのバランスが大切ですね」

 

散らかっているものが目に入ると、ストレスのきっかけになるということで、LDKは見せない収納が中心。書類もリビング脇に設けられた収納スペースに細かく仕分けて保管されていました。

 

「キッチンも棚に仕舞うまでを大切にしていて、中はざっくりでも良いようにしています。自分に無理のない収納で続けられれる様にしていますね」

 

これまでの生活で集められてきた大切なインテリアが映える空間を作られているちいさん。今後は今のお部屋の理想をより突き詰めていきたいと話します。
「今の住まいで、大きく変えることはないと思っています。テレビを無くして、プロジェクターにすることで、空間をすっきりさせたいとか、お気に入りの照明やコンパクトなUSMハラーをもう少し買い足したいとか。今のお部屋の脇を固めるように理想の空間へ近づけていきたいですね」

 

仕事と暮らしで生活のほとんどを過ごすことになるお部屋と、自分が納得行くまで向き合い、空間づくりに取り組まれているちいさん。次のステップアップへ、確かな歩みの跡を感じる住まいでした。

 

ちいさん(@_____chii708)さんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/_____chii708/

 

text&photo : Tsubottle

 

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出典: goodroom journal 

記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)

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