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TV視てますか? 20年の時をかけるサスペンス×ラブストーリー 石原さとみ主演「Destiny」最終回には「悲しい運命」が待っているのか

zakzak by夕刊フジ / 2024年5月8日 11時0分

(夕刊フジ)

「Destiny」と聞くと、私などは「今日にかぎって安いサンダルをはいてた」という歌詞のユーミン・ソングを思い浮かべてしまう。

1980年代の幕開けを告げた松任谷由実のアルバム「悲しいほどお天気」の中の楽曲「Destiny」。その歌にDestinyという言葉は2度登場。どちらも「悲しいDestiny」と歌われる。アルバム名の「悲しいほど―」とも呼応している。

テレビ朝日の火曜夜9時枠の連続ドラマ「Destiny」。最終回には「悲しい運命」が待っているのかどうか、しっかりと見届けたいと思う。

おっと、誤解されたら大変。主題歌は椎名林檎が作詞曲して、歌う「人間として」だ。「正義よ」という強い言葉で始まり、このドラマのテーマでもある「正義」を問うている。

そうかユーミンの「Destiny」から椎名林檎の「人間として」までに、45年の時が流れたのか。<20年の時をかけるサスペンス×ラブストーリー>というドラマのキャッチコピーに、「こちとらは倍以上、悲しいほどの『45年』だよ」とも言ってみたくなる。

石原さとみが「横浜地検中央支部」検事の役で主演。中学3年生のとき、東京地検特捜部にいた父が事件に巻き込まれて亡くなり、母の故郷の長野に移住。地元の国立大学の法学部で地味な学生生活を送っていたが、4人の友だち(亀梨和也、宮澤エマ、矢本悠馬、田中みな実)ができ、亀梨と初恋。ところが、ある事件を機に充実した日々は終わる。

12年後、石原は検事となっており、恋人で医師の安藤政信と結婚目前だったが、旧友たちとの再会をきっかけに、封印してきた過去や疑惑との対峙を迫られる…。

以上が先週の第4話までで、今夜の第5話で第1部が終わる。

脚本の吉田紀子はご存じ、富良野塾で倉本聰の薫陶を受け、「Dr.コトー診療所」という代表作がある。実年齢が30歳代の5人によるキャンパスライフの場面はさすがに無理があったが、「12年後」になるや、それぞれの演技とよく練られた脚本がピタリ合い、目が離せなくなっている。 (新橋のネクタイ巻き)

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