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大谷翔平が“救った”ド軍の超大物 もたらす経済効果、実は大事だった「契約時期」

Full-Count / 2025年1月11日 15時29分

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

■大谷のド軍入りでドジャースは2024年に12社の日本企業と契約

 ドジャース・大谷翔平投手は2023年12月、スポーツ史上高額(当時)となる10年総額7億ドル(当時1014億円)で移籍した。1年目から54本塁打&130打点の2冠、前人未踏の「50本塁打&50盗塁(50-50)」とフィールド外はもちろん、圧倒的な人気で球団に数々の利益をもたらした。地元メディアは改めて“恩恵”に言及している。

 米経済誌「フォーブス」は「スポーツスポンサーシップが記録的高水準に到達、ショウヘイ・オオタニとMLBが牽引」の見出しで、大谷の経済効果について伝えた。米調査会社「スポンサーユナイテッド」によると、2024年にドジャースは日本企業12社と契約し、スポンサー収入を7000万ドル(約110億円)増加させたという。

 ドジャース専門サイト「ドジャー・ブルー」は「フォーブス」の報道を引用し、「スポンサー契約で彼が生み出したお金は、重要な資産であると証明した」と分析。そして大谷との契約直前、球団はグローバルパートナーシップのシニアバイスプレジデントとしてロレンゾ・シアーリノ氏を雇ったとし、「シアーリノにとって間違いなく、より仕事がしやすくなった。というのも、多くのスポンサー契約が年の初めの方に発表されたからだ」と言及した。

 また、大谷は年俸の97%が後払いという異例の契約体系を採用し、チーム総年俸に余裕をもたせる意味でも、補強を後押ししたプラス効果を強調していた。(Full-Count編集部)

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