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『デス・ウィッシュ』イーライ・ロス監督インタビュー映像 「正義を貫こうとした男が道を踏み外していく様を描きたかった」[ホラー通信]

ガジェット通信 / 2018年10月19日 20時0分

ブルース・ウィリス×イーライ・ロス監督が『狼よさらば』を現代的にアップデートしたリベンジアクション『デス・ウィッシュ』が10月19日より公開。『ホステル』や『グリーン・インフェルノ』などのホラー作品で人気を博し、今作で初めてアクション作品に挑んだイーライ・ロス監督のインタビュー映像が到着した。

犯罪都市シカゴで救急患者を診る外科医ポール・カージーは、ある日、愛する家族が何者かに襲われてしまう。妻は死に、娘は昏睡状態に陥るなか、一向に進まない警察の捜査にしびれをきらしたポールは、初めて銃を手にし犯人を抹殺するため街へと繰り出す。たまたま撮影された動画がネットで拡散されたことから、ポールは次第に、犯罪者を始末する“死神”へと祭り上げられていく……。

監督は、主人公のポール・カージーというキャラクターについて、「物語の中で倫理的な考えを変えていくのが興味深い」とし、「あんなに道徳的で品行方正で人の命を救う男が善悪の境界線を徐々に押し広げ、自分の行動を完全に正当化していくんだ」とその変化を語る。一見かなり危険なキャラクターではあるが、「その行動を共感できるものにしたかった」という。

また、作品作りで常に意識していることとして「あらゆる側面に対して敬意を払い、非常に知的で考え抜かれたような映画を作りたいと思っている。手際の悪い警官達が出てくるようなものではなく、実に賢い警官達やその他メディアが魅了され、人を模倣へと駆り立てる様子を捉えようとした」とそのこだわりを語った。

最後は「僕とブルースが本当に描きたかったのは、正義を貫こうとした男が道を踏み外していく様なんだ」と一言。今作が復讐に狂っていく一市民の物語であることを示した。

作品概要

『デス・ウィッシュ』

10月19日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開

監督:イーライ・ロス『グリーン・インフェルノ』、『ノック・ノック』 脚本:ジョー・カーナハン『特攻野郎 A チーム』

出演:ブルース・ウィリス、ビンセント・ドノフリオ、エリザベス・シュー、カミ・モローネ、ボー・ナップほか

配給:ショウゲート 提供:ポニーキャニオン、博報堂 DY ミュージック&ピクチャーズ 宣伝:スキップ

コピーライト:© 2018 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved. 公式サイト:DEATHWISH.JP

2018 年/アメリカ/カラー/デジタル/英語/107 分/原題:Death Wish/R-15+

―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』

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