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新型コロナウイルスで亡くなった医療従事者を追悼する巨大肖像画が出現

ガジェット通信 / 2020年6月3日 20時0分

新型コロナウイルスと闘う医療従事者への感謝を表現するのに、毎日決まった時間に拍手をしたり、飲食店が無料でサービスをしたり、アメリカ軍や自衛隊がブルーエンジェルズやブルーインパルスのようなアクロバット飛行隊を飛行させてみたりといったことが行われてきました。

https://www.instagram.com/p/CAv2S8niupF/

新型コロナウイルスで亡くなった医療従事者への追悼の意味を込め、ニューヨークのクイーンズ美術館があるフラッシング・メドウズ・コロナ・パークに出現したのは、地面に描かれた巨大な肖像画。

この肖像画を描いたのは、キューバ系アメリカ人現代アーティストのホルヘ・ロドリゲス・ゲラダさんです。

https://www.instagram.com/p/CA3GN0hqelK/

描かれているのはマスク姿の医療従事者の顔。モデルとなったのは、新型コロナウイルスの治療にあたっていたものの、自身が新型コロナウイルスに感染してしまい、命を落とすことになってしまったドミニカからの移民で医師の故・イデルフォンソ・デコーさん。

ブロンクス、クイーンズ、マンハッタン、ブルックリンといったニューヨークでも移民の割合が多いコミュニティーの住民向けに医療サービスを提供している「SOMOS Community Care」が、新型コロナウイルスと闘う医療従事者たちを称えるために肖像画の作成を依頼しました。

70才だったデコーさんは、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、定年退職せずに自ら医療現場に残ることを選択した結果、ウイルスに感染してしまったとのことです。

※画像:Instagramより引用

https://www.instagram.com/p/CA3GN0hqelK/

※ソース:

https://www.cbsnews.com/news/massive-mural-of-doctor-who-died-of-covid-19-honors-frontline-workers-in-new-york-city/

(執筆者: 6PAC)

―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』

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