Netflix『今際の国のアリス』三吉彩花さんインタビュー「一歩引いて、自分の中で分析する部分は“アン”と似ているかも」
ガジェット通信 / 2020年12月22日 17時0分
山﨑賢人、土屋太鳳 W主演、佐藤信介監督最新作で送るNetflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』が、12月10日(木)から全世界独占配信中です。
原作「今際の国のアリス」は、2010年から2016年まで「週刊少年サンデーS」「週刊少年サンデー」(小学館)にて連載された、麻生羽呂原作の大ヒットコミックス(全18巻)。人生に夢や生き甲斐を見出せず曖昧に生きてきたアリスと、どんな苦境でも「生きる意味」を探し続けるウサギが、突然放り込まれた謎の世界“今際の国”で共に信頼を築き、「生き延びる」ために理不尽な“げぇむ”に挑む姿を壮大なスケールで描きます。
【動画】『今際の国のアリス』予告編
本作で論理や科学の力で“げぇむ”に挑むアンを演じたのは三吉彩花さん。どの様にこのキャラクターを演じたのか、お話を伺いました。
――本作とても楽しく拝見させていただきました! キャストが発表された際、三吉さんが「待望のNetflix作品」ととても喜んでらっしゃったのが印象的でした。
三吉:事務所の方にもマネージャーさんにも、ずーっと「Netflix作品に出たい」と話していました。毎日観ているので、Netflixユーザーとしてはかなり優秀だと思います(笑)。
本作の撮影現場にタンブラーやタオルなどNetflixグッズがたくさんあって。Netflixの駄菓子屋さんが来たこともあり、テンションが上がって思わず、看板と駄菓子の写真を撮りました(笑)! 皆と撮影の合間に「このお菓子、懐かし〜」と喋ったりして、楽しかったです。
――Netflix好きとしてはその興奮、すごく共感できます(笑)。『今際の国のアリス』という作品に、どの様な気持ちで挑まれましたか?
三吉:学生時代は少女漫画を読んでいたので、こういうタイプの漫画は読んだことがありませんでした。すごく新鮮な気持ちで読めて、“げぇむ”のシーンも楽しかったのですが、実写化するとどうなっていくのか想像できませんでした。登場人物の個性が強く、キャラが濃い中で、私もアンとしてキャラクターが確立できればいいなと思っていました。アンは何事にも論理的に考えるクールな役で、声のトーンを低くしたり、冷静にいろいろなことに対処していくので、セリフをきれいに言えるように意識しました。
――アンに共感したり、ご自身と似ている部分はありますか?
三吉:私はアンよりもう少し協力的だと思います(笑)。例えば、みんなで話し合っていかなければいけないところでは、自分で何かをというよりは人の意見を聞きながらトライしていくタイプです。ですが、一歩引いて、自分の中で分析する部分は似ているかなと思いました。
アンの動じないところが好きで。アリスを試すシーンもあり、作品をご覧になった皆さんからは「どうなの、このキャラ」と思われそうな部分もありますが、正解に導いたり優しいところもあり、クールだけじゃないところも好きなので、そんなアンの魅力を感じていただけたら嬉しいです。
――先ほど、「原作を読んだ時にはどう実写化するのか想像がつかなかった」とおっしゃっていましたが、本当にすごいスケールで映像化されていて。キャストの皆さんも大変な撮影だったかと思います。
三吉:水に浸かるシーンを3日かけて撮影したことは大変でした。これまでも別の作品で、川水浸しになりながら死んでいるシーンなど過酷なシーンを撮影したこともありました。ですが、本作はさらに水が勢いよく流れてくるので体力の消耗も早く、その中で動じずに演じなければいけなくて。私が立っている場所に一番水が押し寄せてくるので、勢いに負けて傾きそうになりました。スタッフさんたちにひもを引いてもらってつかまったり、片足に重りをつけたりして試行錯誤しました。
――皆さんが全力で演技、作品作りをされているからこその迫力のある映像となっているのですね。
三吉:最高のVFXで大きな動物であったり、色々驚く様なシーンが出てきますのでぜひ注目していただきたいです。
――最期に、大のNetflix好きの三吉さんがおすすめしたい作品は何ですか?
三吉:テイラー・スウィフトのドキュメンタリー『ミス・アメリカーナ』です。もともと曲はよく聴いていて、私は撮影やショーの直前まで音楽を聴いて集中するのが好きなのですが、テイラーの曲を選ぶことも多かったんです。でもこのドキュメンタリーには、私が知らなかったテイラーの悩みや考え、女性として生きていく強さがつまっていて。本当に感動して。マネージャーさんとか友達にずーっと『ミス・アメリカーナ』オススメし続けているほどです(笑)。
■『ミス・アメリカーナ』| Netflix
https://www.netflix.com/jp/title/81028336
――分かります、本当に素晴らしいですよね。彼女の生き方を観ていると、私達も考えさせられるというか。
三吉:本当にそうなんですよね。思い出すだけで泣きそうになります。そして、Netflixにはレピュテーション・スタジアムツアーの映像も入っていて、こちらもすごく素敵なので、オススメしたいです。
――今日は楽しいお話をどうもありがとうございました!
撮影:周二郎
―― 会いたい人に会いに行こう、見たいものを見に行こう『ガジェット通信(GetNews)』この記事に関連するニュース
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