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毎年リニューアルを重ねている「本麒麟」 →2018年発売時の味わいと比較してみた結果

ガジェット通信 / 2024年3月23日 17時30分

「手ごろな価格でうまいビール類が飲みたい」というニーズに応えてくれるキリンビールの『本麒麟』。

2018年3月の発売からの販売数量が累計35億本を突破。2024年2月の販売数量は前年比約2割増と、酒税改正の影響もどこ吹く風の好調をキープしています。

6回目のリニューアル

その好調の要因となっているのが、1月製造品よりリニューアルした完成度の高い味わい……らしいのですが、そういえば本麒麟って毎年リニューアルしてない? 6回もリニューアルしていたら全く別モノの味わいになっちゃっているのでは? それとも実はそんなに変わってないの?

今回は特別に2018年当時の味わいを再現した本麒麟(ビンに詰めたもの)を用意してもらい、2024年最新版の本麒麟と飲み比べてみました!

パッケージの上質感もアップ

まずはパッケージの比較から。2024年版はベースカラーの赤がやや明るくなっており、エンブレムと帯に使用する金の色味もより洗練された印象です。

あくまでも比較した時のインプレッションですが、2018年版はちょっと重そう、苦そうと受け取る人もいるかもしれませんね。

飲み比べてみた

それでは2018年版をひと口。うんうん、本麒麟らしい力強いコクと飲みごたえをしっかり感じます。ホップの爽やかな苦味がうまい。発売当時からここまでビールに近い味わいだったんですね。ぶっちゃけ、新パッケージを手に取って飲んだのがこの味わいでも違和感を覚えない気がします(笑)。

続いて2024年版。こちらも力強いコクをベースに、求める味わいの方向性は変わっていないのだなと一発で分かる飲みごたえが感じられます。比較すると違いとして浮かび上がってくるのが、よりスッキリとして飲み飽きない後味。麦の味わいや全体的なパンチ力が向上しつつ、2024年版の方が「もうひと口」を求めたくなるようなバランスに仕上がっています。

キリンビールによると、今回のリニューアルでは大麦を増量して飲みごたえを向上しつつ、インフュージョン糖化法と呼ばれる1つの釜で徐々に温度を上げながら糖化を進める製法を採用することで雑味を抑えているとのこと。

正直なところ、どちらの方が美味しいと一概に言えるものでもなく、2018年版の方が好みの人もいるかもしれません。2024年版の方が幅広い層に受け入れられそうな印象です。

毎年ブラッシュアップを重ねながらより完成度の高い味わいを追求し、それでいてフラフラと道をそれることのない初志貫徹ぶりを感じることができました。

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