[総体]前半を悔やむ青森山田、意地の一発も9年ぶり決勝ならず
ゲキサカ / 2014年8月7日 21時2分
[8.7 全国高校総体準決勝 東福岡高3-1青森山田高 韮崎中央公園芝生広場]
優勝した05年大会以来、9年ぶりの決勝進出はならなかった。青森山田高(青森)は準決勝で東福岡高(福岡)に1-3で敗れ、ベスト4敗退。黒田剛監督は前半の戦いぶりを悔やんだ。
前半の35分間について「走ってない、戦ってないのがすべて。プレーが消極的で、ボールを取ってもバックパスが多かった」と指摘。圧倒的な攻撃力で今大会を勝ち上がってきた東福岡をリスペクトし過ぎたあまり、選手たちはどこか萎縮したかのように本来のプレーを出せなかった。
しかし、「喝を入れてやれば、後半はできた。後半はずっとうちのペースでできたが、それを前半からできなかった」と、後半は目を覚ましたように青森山田が試合の主導権を握り返した。
後半24分には右サイドからFW木戸隆生(3年)、MF野口雄輝(3年)とつなぎ、野口の折り返しをFW松木駿之介(3年)がスライディングシュート。意地の1点を返した松木は「自分たちのサッカーができないまま終わるのではなく、1点取って終われたことに意味があると思う。このあともプレミアリーグ、選手権と続く。次に向かってやっていきたい」と、悔しい敗戦にも前を向いた。
2回戦の帝京大可児戦、3回戦の尚志戦と、2試合連続でPK戦の末、勝ち上がってきた。準々決勝では広島皆実に1-0で勝利。黒田監督も「厳しい試合、競った試合をものにできたことは収穫。メダル(ベスト4)を目標にやってきた。暑い中でよくやった部分はよくやったと思う」と選手たちをねぎらっていた。
(写真協力『高校サッカー年鑑』)
(取材・文 西山紘平)
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