長友「もっとバラバラになるかなと思っていた」
ゲキサカ / 2014年9月6日 15時45分
強豪ウルグアイを相手に0-2。アギーレジャパンの初陣黒星から一夜明け、DF長友佑都(インテル)は「負けたということは真摯に受け止めないといけないが、アギーレ監督になってあまり時間が経っていない。僕自身はもっとバラバラになるかなと思っていたので、思っていた以上にできたのではないか」と、安堵をまじえながら試合を振り返った。
思った以上にできたと感じたのは守備の部分だ。4-3-3という今まで馴染みのないシステムに取り組み始めたばかりであるうえに、初招集組を含め、経験の浅い選手が何人もいたメンバー構成。それでも「世界のトップ10、トップ8に入るウルグアイ」(アギーレ監督)を相手に対し、ミスによる失点場面以外はあまりチャンスを与えなかったのは収穫だ。長友は「ブロックをつくるとあれだけのメンバーをそろえたウルグアイでもなかなかチャンスをつくれなかった」と胸を張った。
ボールを保持しながらゲームの主導権を握ろうとするザックジャパン時代の路線とは違う方向性をうかがわせたが、「まだ守備練習をほとんどやれていないので、攻撃的に行くのはリスクがありすぎた。相手がどう出てくるか、僕たちがどうやってブロックをつくって守備をできるのかということを見ながら入っていた」と、新チーム立ち上げから間もないという現状に則した戦い方だったことを説明。「攻撃意識というより守備の意識が僕自身も強かったのかなと思う」と言う。
一方で、攻撃面ではプレゼンテーションできるレベルに至っていなかったという見立てだ。中盤にプレーメーカータイプがいなかったという割引材料はあるが、それでも「ボールを奪ったあとの攻撃の迫力に欠けていた。もっと追い越す選手が出て来ないと難しい。前の3人だけだと強豪相手だと通用しない。中盤やサイドバックが連動する攻撃を出せないと厳しい」と力を込める。
とはいえ、新体制はまだスタートしたばかり。「監督も、チームというより個人をしっかり見たかったと言っていたし、プレーの特徴を監督もまだ知らない状態だと思う」と手探りの状態であることを示しつつ、「今はとにかく監督の要求をしっかりこなす時期」と、ベース固めを優先させるべきであることを強調した。
(取材・文 矢内由美子)
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