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[プレミアリーグEAST]新スタイル収穫の流経大柏と練習成果出た市立船橋、千葉名門対決は譲らずドロー

ゲキサカ / 2014年9月22日 20時40分

 流経大柏は直後の16分に再びCKのサインプレーから右SB本村武揚(2年)が決定的な左足シュートを放ったが、これはサイドネット。市立船橋は31分に永藤が完全に抜け出すと、対応したDFをかわして決定的なシュートを打ちこむ。だが、これは流経大柏GK鳥井翔太(3年)がビッグセーブを見せて得点を許さない。流経大柏は33分に交代出場のMF久保和己(3年)がクリアボールを右足で狙ったが、左外。矢村、藤井が試合終盤に立て続けに負傷退場した市立船橋に対し、流経大柏はPAへロングボール、クロスボールを入れていくが、これを確実にキャッチしてしまう志村の前に2点目を奪う事はできなかった。

 勝つことはできなかったが、チームとして上手くいかず、暗雲漂っていた流経大柏にとっては一歩前進の勝ち点1獲得。本田監督は90分間やり抜いた選手たちへ向けて「褒めてやったんだけど、1点は取られたけれど惜しかったなと」。自信をつけた“頑張る”選手たちと技巧派の選手たちが、この名門対決をきっかけにどうチーム力を高めていくか。一方の市立船橋・朝岡隆蔵監督は「ゲーム自体いろいろな問題があったけれど、トータル的には引き分けで良かったと思います。力関係とか、相手の力量とか考えた時には勝ち切るだけの強さをちゃんと持たなきゃと思いますが、(現状は)精一杯です」と苦笑していたが、アタッカーのジャッジの向上、ゲームに対する気迫、集中力の部分など選手たちに現状よりももっともっと多くのものを期待する。下級生が多く先発している中でも強さも見せている市立船橋だが、高い目標を達成するためにはここからもう一段階成長しなければならない。藤井、矢村とキーマンが離脱濃厚なのは痛手だが、志村が「チームが成長するチャンス」と語ったように、柱が不在の中で選手権へ向けて個々、チームがどう変化を遂げるか注目だ。

(取材・文 吉田太郎)

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