6位からの下剋上、山形が4年ぶりJ1復帰…千葉は3年連続POで散る

ゲキサカ / 2014年12月7日 17時21分

6位からの下剋上、山形が4年ぶりJ1復帰…千葉は3年連続POで散る

[12.7 J1昇格PO決勝 千葉0-1山形 味スタ]

 J1昇格プレーオフ(PO)の決勝が7日に味の素スタジアムで行われ、レギュラーシーズン3位のジェフユナイテッド千葉とPO準決勝で磐田を下して決勝進出を決めたモンテディオ山形が対戦した。試合は前半に先制した山形が、千葉の反撃をしのいで1-0の完封勝利を収めて4年ぶりのJ1復帰を決めた。

 引き分け以上で6年ぶりのJ1昇格を決める千葉は11月26日の天皇杯準決勝山形戦(●2-3)以来となる公式戦、4年ぶりの昇格を決めるには勝利するしかない山形は11月30日に行なわれたPO準決勝磐田戦(○2-1)以来の試合になった。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半4分にDF中村太亮がCKを直接狙って山形ゴールを脅かしたが、その後は両チームともにシュートまで持ち込めない展開が続く。なかなか決定機が創出できない中でも、千葉は前半19分にDF山口慶の縦パスから抜け出したMF幸野志有人が狙うも枠を捉えず。対する山形は同22分、MFキム・ボムヨンのシュートがGK高木駿のファンブルを誘ったがゴールには結び付かなかった。

 後半25分に千葉が決定機を生み出す。中村のCKを166センチのMF町田也真人がドンピシャのタイミングでヘッドで合わせたが、惜しくもシュートは枠を外れた。そして、前半37分に山形がスコアを動かす。MF宮阪政樹が蹴り出したCKは直接ゴールに向かったが高木が弾き出す。しかし、その跳ね返りを拾った宮阪がゴール前へ鮮やかなクロスを送ると、FW山崎雅人がヘディングで叩き込んで先制点をマークした。

 同点に追い付きたい千葉は前半43分にMF谷澤達也がミドルレンジから狙うも枠を捉えず。スコアは動かないまま、勝つしかない山形が1点をリードして前半終了を迎えた。

 後半に入るとともにゴールに迫る場面を作り出すが、後半11分に中村のFKからDF山口智が狙ったヘディングシュートは枠上に飛び、同14分にはMF山田拓巳とのワンツーからPA内に侵入したDF當間建文のシュートが高木に阻まれるなど、得点は動かず。

 昇格のためには追い付くしかない千葉は、後半22分にカウンターから好機を作る。谷澤のパスを受けた幸野が逆サイドを駆け上がる町田目掛けてロングパスを通す。ボールを受けた町田はゴール中央に切り込んでシュートを放つが、MF松岡亮輔のブロックに遭いネットを揺らすには至らなかった。

 徐々にボールを保持する時間が長くなってきた千葉は、後半32分に町田に代えてFWケンペスを投入して勝負をかける。すると同33分には谷澤がミドルレンジから狙いすましたミドルを枠内に飛ばしたが、GK山岸範宏の横っ飛びのセーブに遭った。押し込まれる時間帯が長くなってきた山形だが、体を張った粘り強い守備で千葉の攻撃をしのいで、1点のリードを保って時計の針を進めていく。

 試合終了のホイッスが鳴るまでゴールを目指した千葉は、アディショナルタイムにケンペスが決定機を迎えるも強烈なシュートは山岸に弾き出された。最後まで千葉にゴールを許さずに1-0のまま逃げ切った山形は初挑戦のPOを勝ち抜いて、4年ぶりのJ1復帰を決めた。逆に千葉は3年連続でのPOでの敗退となり、またもやJ1復帰の悲願は達成されなかった。

(取材・文 折戸岳彦)▼関連リンク
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