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ヤングボーイズがバーゼルとの首位攻防戦を制す! 久保はライバル復帰で11戦ぶり出番なし

ゲキサカ / 2015年2月23日 2時1分

[2.22 スイス・スーパーリーグ第21節 バーゼル2-4ヤングボーイズ]

 スイス・スーパーリーグは22日、各地で第21節を行った。FW久保裕也の所属する2位ヤングボーイズは敵地でFW柿谷曜一朗の所属する首位バーゼルと対戦し、4-2で勝利した。ベンチスタートの久保は昨年9月28日の第10節チューリヒ戦以来、11試合ぶりの出番なし。柿谷はベンチメンバーから外れている。

 久保は今季リーグ戦16試合に出場し、4得点を挙げ、チームに貢献している。しかし、約1年前のバーゼル戦で負傷したFWアレクサンダー・ゲルントがこの試合で先発復帰。久保に代わってトップ下に入ると、早速ウリ・フォルテ監督の起用に応えた。

 前半10分、右CKの流れからゲルントが左足ミドルをゴール右隅に流し込み、ヤングボーイズが先制点。さらに27分、右サイドを仕掛けたMFレナト・シュテッフェンが挙げたボールをゲルントが右足で合わせて、2-0とリードを広げた。

 2点を追うバーゼルは前半44分に決定機。MFルーカ・ズッフィが左にはたき、ゴール前に上がると、FWシュケルツェン・ガシからリターンを受けて左足シュート。相手DFと競り、倒れ込みながら合わせたボールはわずかにゴール右に外れる。ヤングボーイズもアディショナルタイム1分に浮き球パスに抜け出したFWギヨーム・オアロがループシュートを放つも枠を外れた。

 ヤングボーイズは後半5分、左サイドの浮き球パスに抜け出したゲルントが上げたクロスをオアロが押し込み、ゴールネットを揺らしたが、オアロのファウルを取られノーゴールの判定。それでも15分に高い位置でボールを奪ったMFミラン・ガイッチがそのままPA内に侵入し、左足で右サイドネットに突き刺して3-0とした。

 FWドナルド・エンボロとMFモハメド・エルネニーを投入し、攻勢を強めた直後に失点してしまったバーゼルは後半26分、この時間、左サイドにポジションを変えていたガシのクロスがそのままゴールに吸い込まれ、1-3と2点差に詰め寄った。

 その後アディショナルタイムに両チーム1点ずつを加えたが、ヤングボーイズが4-2で逃げ切り、2連勝で8試合負けなし(7勝1分)とし、首位バーゼルとの勝ち点差を「5」に縮めた。一方のバーゼルは10試合ぶりの黒星を喫した。
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