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“高校で引退”から這い上がった男、U-22日本代表DF亀川「今年は大きな勝負の年」

ゲキサカ / 2015年4月21日 11時0分

――そのときの決断は?
「もちろん間違っていなかったと思います」

代表はゼロからのスタート
まずはアビスパで結果を残す

――3月に行われたAFC U-23選手権予選(リオ五輪アジア一次予選)ではU-22日本代表に選ばれながらも、負傷で途中離脱しました。
「僕はずっと年代別代表に入っていたわけではないので、与えられた一つひとつのチャンスを生かさなければいけないと思っていました。軽い肉離れだと思っていたし、多少痛くても我慢してやりたかったのですが、このまま続ければチームに迷惑を掛けると思いました。手倉森監督から『絶対に残ったメンバーで最終予選の切符を手に入れるから、残ったメンバーに託してくれ』と言われましたし、チームメイトからも『こっちも頑張るから、リハビリ頑張れよ』と言われたので、仲間を信じていました。だから、3連勝で最終予選の切符を手にいれてくれて本当に良かったと思います」

――日本は現在5大会連続で五輪に出場していますが、プレッシャーは感じませんか。
「僕はプレッシャーを感じないタイプなので、そこはあまり意識していません。ただ、僕たちは昨年1月のAFC U-22選手権や昨年9月のアジア大会でベスト8で負けているので、周りからは厳しい目で見られていると思います。その評価を覆したい気持ちはありますね」

――リオ五輪に出場するためには来年1月のAFC U-23選手権(リオ五輪アジア最終予選)で3位以内に入る必要があります。まず、ベスト8の壁を越えるには何が必要だと思いますか。
「トーナメントになれば、きれいごとは通じないと思っていますし、内容うんぬんよりも結果が求められます。僕は昨年1月のU-22選手権でアジアレベルを肌で感じましたが、日本にはうまさが備わっていると思いますが、球際の強さで劣る部分があり、うまさだけでは上には行けないと感じました。球際の強さを身に付けるには習慣づけと言いますか、練習の中でも紅白戦の中でも常に本気で臨む必要があると思っています。『ここでボールを取らないと点を取られてしまう』『絶対にボールを奪い切る』という気持ちを持って練習をする。湘南のときにチョウ・キジェ監督から「練習がすべて。練習で戦えない選手は試合でも戦えない」とずっと言われてきたので、そこは意識していますし、練習を100パーセントでこなすことで球際での強さも少しずつ身に付いてきていると実感しています」

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