原口元気×関根貴大 浦和の新旧24番による特別対談
ゲキサカ / 2015年7月10日 7時0分
―原口選手はヘルタで右サイドでの出場も多かったですが、左右のサイドが変わると、意識するプレーも変わりますか?
原口「あまり変わらないですね。左サイドで出ているときはシュートを狙いやすいけど、それは右足と左足のシュート精度に差があるというだけ。右サイドで出ても、お互いに左足でもシュートを打つタイプだと思いますし、特に違いはないですね」
関根「元気くんのカットインからのシュートというのは真似したいですね。そこは自分にまだまだ足りない部分だと感じています」
原口「縦のほうが行きやすいの?」
関根「中へのほうが行きやすいんですけど、縦に行きますね。よく『縦に行け』と言われているので」
原口「そうなんだ」
関根「『中に行っても、お前は(シュートを持って)ないでしょ』と思われているので。だから、そういうプレーをしたいなと思っています。それができれば、もっと怖い選手になれるのは自分でも分かっていますし、右サイドから中に切れ込んで左足でシュートというのは絶対に必要になってくると思うので」
―原口選手は縦に行くときと中に行くときの使い分けについてどのように考えていますか?
原口「そこは相手との駆け引きなので、どちらかというのはないですね。ただ、僕は中に行くほうが面白みを感じますね。一人目をかわして、次の一人が出てきたときに面白いことができるんじゃないかなと。縦は行こうと思えば行けるんですよ。でも、面白いのは中に行ったときですね。ただ、(ヘルタでは)あまりそういうシーンがないんです。なかなか高い位置でボールをもらえないので、ロングドリブルが多いですし、浦和のときのようにサイドに開いてボールを受けて『さぁドリブル』というシーンがあまりない。そういうシーンが増えてきたら、僕自身もっと特長が出せるんじゃないかなと思っています」
―関根選手は中に入ったときの怖さがないと話していましたが、原口選手は左足のシュートに関してどんな意識で取り組んできたんですか?
原口「そこはノリで打っちゃえばいいと思いますけどね」
関根「まあ、そうですよね」
原口「別に(関根に)パワーがないわけではないし、(コースが)いいところに行けば入りますから。左足って器用に蹴れないんですよ。だから勢いが大事」
関根「確かに勢いで行ったほうが力が抜けて、いいシュートが打てるときもありますね。狙うというより、振り抜くほうが……」
原口「振り抜いたほうがいいと思うよ」
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