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原口元気×関根貴大 浦和の新旧24番による特別対談

ゲキサカ / 2015年7月10日 7時0分

「追い付きたいし、追い越したい」(関根)
「浦和の看板選手になってほしい」(原口)

―関根選手はリオデジャネイロ五輪を目指す世代ですが、手倉森誠監督からはなかなか招集の声がかかりません。原口選手もロンドン五輪のメンバーから漏れる悔しさを味わいましたが、年代別代表に選ばれることの難しさや意味というのはどう考えていましたか?
原口「僕の場合はA代表との兼ね合いもあって、最後にアピールしたいタイミングでA代表に呼ばれたというのもありました。それも今となっては良い経験になっていますが、もちろんオリンピックには出られたほうがいいに決まっていますし、タカにとってもオリンピックは一つの目標だと思います。選ばれる力はあると思うので、必要とされるときが必ず来ると信じてやり続けるしかないですね。今のパフォーマンスを続けることがオリンピックにもつながると思います」
関根「オリンピックにはもちろん行きたいですけど、選ばれていないのは、まだまだだということだと思います。選ばれる選手はどんな監督でも選ばれると思うので、自分もそれだけの実力を付けていかないといけないと思っています」
原口「こういうタイプの選手は最後にいきなり呼ばれても大丈夫ですから」

―2人の共通点としてナイキの『マーキュリアル』を履いていますね。
原口「僕たちの特長に合っているスパイクだと思いますね。軽いですし、より速くなれそうな感じですね」
関根「これを履いているときはイメージも速くなりますね。この生地(素材)が好きなんです。馴染んでくると気持ちいいんですよ。履き心地が好きですね」

―原口選手はスパイクにこだわりはありますか?
原口「結構、気にしますね。試合のときは、馴染んでいる2つのスパイクを持って行って、最後の最後までどっちを履くか悩んだりします。アップはこっちだったけど、やっぱり試合ではこっちにしようとか。同じスパイクなんですけど、履いた回数によって微妙に違うので。ピッチ状態を見て、どっちがいいか決めることもありますね」

―スパイクのコンセプトにもなっていますが、サッカーにおける個の力の重要性についてはどう考えますか?
原口「ドイツに行ってから、個の重要性はより感じています。そこが一番大事なポイントじゃないかなと思いますね。僕たちは自分で仕掛けられなかったらダメなので、そこへのこだわりは強く持っていますし、向こうに行ってからさらにそう思うようになりましたね」
関根「組織も大事ですけど、なぜJリーグのクラブが外国籍選手を取るかと言ったら、やっぱり個の力が大事になってくるからだと個人的には思うんですよね。自分はドリブルで局面を打開するタイプですが、最終的に個の力が強ければ、自分一人の力で試合を決めることもできますし、そういうところにこだわりながらやっています」

―最後にお互いへエールをお願いします。
関根「また新しいシーズンが始まりますが、元気くんには試合にいっぱい出てもらわないと。それを見て自分も良い刺激を受けているので、高いハードルでいてほしいですね」
原口「なるほど。そうだよね(笑)」
関根「いずれは追い付きたいし、追い越したい存在なので。元気くんが活躍しないと不安というか、“元気くんでもダメなのか”って正直思ってしまいますし、だからこそ結果を残して、示し続けてほしいですね」
原口「そこを目指しているわけじゃないけどね。ヘルタで主役にならないといけないと思っているから。タカには浦和で一番の看板選手になってほしいですね。浦和といったら関根みたいな。そのためにも今シーズン、10点は取ってほしい。ピッチ内でもピッチ外でも、どんどん存在感を出していってほしいですね」

(取材・文 西山紘平)

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