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[MOM1472]東大阪大柏原DF尾崎翔基(1年)_身体張った守りと空中戦の強さで勝ち点1死守

ゲキサカ / 2015年8月29日 19時45分

[MOM1472]東大阪大柏原DF尾崎翔基(1年)_身体張った守りと空中戦の強さで勝ち点1死守

[8.28 関西U-16~Groeien~2015第9節 初芝橋本高 1-1 東大阪大柏原高 伊勢ヴィレッジB]

 東大阪大柏原高にとってこの日の戦いでポイントのひとつになったのは高めのポジションをとる右SBの背後のケア。初芝橋本は右サイドからのクロスボールで東大阪大柏原の右SBの背後のスペースを狙ってきていた。

 その中で東大阪大柏原の左SB尾崎翔基はSHとの連係でクロスを簡単に上げさせず、またゴール前の攻防で体を張ってシュートブロックした。加えて攻守両面で空中戦の強さを発揮。五島彰文コーチは「しっかりディフェンスをこなしてくれた。一生懸命守って、チームを引っ張ってくれた。(攻撃面でも)彼が頭でそらしてチャンスになった」という理由で尾崎をマン・オブ・ザ・マッチに指名した。

 敗れれば最下位に転落する可能性もあった一戦。チームは引き分け以上を絶対ノルマとして戦った。「相手のサイドとかの裏突いて、相手の攻めは裏抑えればあまり攻められないかなと思って意識していました」と尾崎。アーリークロスを上げられるシーンこそあったものの、スペースを消して相手のサイド攻撃を封鎖。そして「ヘディングや運動量、声で相手より勝れば上回っていけると思います」という通りに、自身、チームの武器でもあるヘディングや運動量で相手に負けず、勝ち点1死守に貢献した。

 個人、チームとしても大きかった「関西U-16~Groeien(育てる)~2015」の経験。強豪との真剣勝負を繰り広げた経験を活かすのはこれからだ。「2年後の全国大会を決めるトーナメント戦とかに活かしていきたい」と尾崎。今年、出場10チームが“1年生の公式戦”として準備・開催したリーグ戦を全国出場に繋げる。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
関西U-16~Groeien(育てる)~2015特集ページ

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