[関東]FW山内2発の早稲田大が7連勝で首位キープ、中央大が11位転落

JR東日本カップ2015
第89回関東大学サッカーリーグ戦1部

　第89回関東大学サッカーリーグ戦1部の第14節が19日に各地で行われた。首位に立つ早稲田大は中央大に2-0で勝利し、首位の座をキープ。3位の国士舘大は最下位の神奈川大を4-1で下すと、2位へ順位を上げている。

　早稲田大は中央大と対戦。前半9分、同22分とFW山内寛史(3年=國學院久我山高)が2得点の活躍をみせると、2-0の完封勝利。前期リーグから通算7連勝を果たすと、前節の勝利で奪取した首位の座を守っている。一方、敗れた中央大は5連敗の6戦勝ちなし(1分5敗)で今季2度目の11位へ転落した。

　前節終了時で2位に立っていた法政大は専修大に1-2の敗戦。前半6分に先制点を奪われると、同29分にも失点。後半18分にDF永戸勝也(3年=八千代高)のアシストからFW日影健太(4年=遠野高)が1点を返すも、追いつくことはできずに敗れた。2戦勝ちなし(1分1敗)の法政大は4位へ後退。専修大にとっては4戦ぶりの白星獲得となった。

　今季のリーグ戦で最多となる5度も首位に立ってきた3位・国士舘大。この日の神奈川大戦はセットプレーを着実に得点につなげると、4-1で勝利を飾った。4得点全てを違う選手が決める中、FKやCKでMF荒木翔(2年=日本航空高)が2アシスト。2戦連続ドローだったが、3戦ぶりの白星獲得。消化試合が1試合多い首位・早稲田大へ勝ち点3差で迫る2位へ順位を上げている。

　また明治大はFW藤本佳希(4年=済美高)の2得点で順天堂大に2-0で勝利。慶應義塾大は駒澤大に3-0で完勝。ルーキーMF松木駿之介(1年=青森山田高)が1得点2アシストと全得点に絡む活躍をみせた。

　上位戦線へ踏みとどまりたい5位流通経済大だったが、11位の桐蔭横浜大と0-0の引き分け。3戦勝ちなし(1分2敗)で6位へ後退。消化試合数が1試合少ないなか、首位・早稲田大との勝ち点差は7差に開いた。勝ち点1を得た桐蔭横浜大は降格圏を脱出。10位へ順位を上げている。

【第14節】(9月19日)

[三ツ沢公園陸上競技場]
早稲田大 2-0 中央大
[早]山内寛史2(9分=補・小林大地、22分=補・堀田稜&宮本拓弥)

国士舘大 4-1 神奈川大
[国]附木雄也(28分=補・荒木翔)、福田友也(82分)、山口和樹(88分)、松本孝平(90分+2=補・荒木翔)
[神]岡田孝徳(49分)

[たつのこフィールド]
明治大 2-0 順天堂大
[明]藤本佳希2(41分=補・和泉竜司、71分=補・道渕諒平)

流通経済大 0-0 桐蔭横浜大

[古河市立古河サッカー場]
慶應義塾大 3-0 駒澤大
[慶]松木駿之介(12分=補・田中健太&溝渕雄志)、溝渕 雄志(19分=補・手塚朋克&松木駿之介)、田中健太(62分=補・山本哲平&松木駿之介)

法政大 1-2 専修大
[法]日影健太(63分=補・永戸勝也)
[専]大西拓真(6分=補・中村駿介)、中山克広(29分)

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