[選手権予選]ユース取材ライター陣が推薦する「選手権予選注目の11傑」vol.1
ゲキサカ / 2015年10月7日 19時30分
MF岩本修平(一条高2年)
「ボールを捌いて、動く技術に長けたMF。これまで目立った経歴はないが、小気味良いプレーは一見の価値あり。『個人としても、チームとしても、ミスが目立つので、選手権予選ではミスを減らしていきたい』と意気込む。
MF新里拓巳(宜野湾高3年)
「個性派が集う宜野湾高の攻撃陣を操る左利きのプレーメーカー。正確な近距離へのパスと縦へのクサビを使い分け、テンポの良いパス回しの中心となる。1年時に選出された国体選抜ではDFとしてプレーするなど守備力も高い」
MF横江空(今治東中等教育学校3年)
「四国屈指のボランチで、南宇和と松山工を全国に導いた愛媛の名伯楽・谷謙吾監督から主将を託されたように厚い信頼を寄せられる。パスセンスが高く、最終ラインから引き出したボールを左右前方へと的確に散らしながら、攻撃に絡んでいく」
MF八田壮一郎(作陽高2年)
「積極的なドリブルが持ち味のMFだが、周囲を使う意識も◎。昨年は1年生ながら選手権予選に出場し、『思ったよりも出来る』と手応えを掴みながら、全国では出場機会が得られず悔しさを味わった。突破力に力強さ今年は本格ブレークの予感が漂う」
MF東出壮太(津工高2年)
「『パスとファーストタッチに特化している』(藤田一豊監督)とテクニックに拘る津工の中でも、ひと際光るプレーを見せるMF。1つ目の動きで相手をかわして、スピーディーなドリブルを見せるアタッカーで、選手権予選次第では大化けする可能性を秘めている」
FW高崎博貴(湯本高3年)
「パワフルなドリブル突破で、ゴールに突き進むFW。昨年は、国体に出場し、無得点ながらも能力の高さを示した。小林幸大監督が『今年は決定力のある子が前にいるので、彼を活かすために試行錯誤している』と話すように、チームの命運を握る存在だ」
[写真]森田氏が注目する2年生MF東出
執筆者紹介:森田将義(もりた・まさよし)
1985年、京都府生まれ。路頭に迷っていたころに放送作家事務所の社長に拾われ、10代の頃から在阪テレビ局で構成作家、リサーチとして活動を始める。その後、2年間のサラリーマン生活を経て、2012年から本格的にサッカーライターへと転向。主にジュニアから大学までの育成年代を取材する。ゲキサカの他、エル・ゴラッソ、サッカーダイジェストなどに寄稿している。▼関連リンク
【特設】高校選手権2015
連載:高校マン・オブ・ザ・マッチ2015
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