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[プレミアリーグWEST]降格危機の名古屋U18が11発快勝。土壇場でのプレミア残留を掴む

ゲキサカ / 2015年12月7日 8時6分

「秋口からやっと名古屋に風が吹いてくれた」と高田監督が口にしたように、前期を最下位で終えた名古屋が浮上のきっかけを手にしたのは、10月から11月にかけて行われたJユースカップ。「Jユースで決勝まで行けたことで、心に余裕が生まれた。ボールを持ってから、しょうもない獲られ方がなくなった」と指揮官が続ければ、川崎も「Jユースの決勝で優勝を逃し、『何が何でもプレミアに残留する』とチームが一つにまとまった」と口にする。

 脅威的な追い上げに、守備の安定も大きかった。Jユースカップからは、これまでボランチだった池庭諒耶をCBにコンバート。高さのある池庭が最終ラインに入ることで、空中戦の勝率が大幅に向上し、「得点力は前期もあったと思うので、守備の安定が一番大きい。後ろが安定したことで、前がより仕掛けやすくなった」(川崎)。冬に向けて状態を上げ、逆転残留を掴んだのは決してマグレではない。試合後に、川崎が「プレミアはU-18年代の最高の舞台。そう簡単には勝たせてくれない舞台だし、チーム全体で戦わないと勝てない。苦しんだ分、学んだことがいっぱいあったし、僕たちも成長できた。後輩たちが来年もまたこの舞台でプレーできると思うと嬉しい」と胸を撫で下したように、後輩たちに大きな置き土産を残して、リーグを終えることになった。

[写真].3点目を奪った名古屋U18MF梶山をチームメイトが祝福

(取材・文 森田将義)▼関連リンク
2015プレミアリーグWEST

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