[大学選手権]明治大が和泉、藤本らプロ内定組の活躍で中京大に3発快勝
ゲキサカ / 2015年12月10日 23時34分
[12.10 全日本大学選手権2回戦 明治大3-0中京大 川口]
冬の大学日本一を決める、第64回全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)は10日に各地で2回戦を行い、川口市青木町公園陸上競技場で行われた第2試合は、明治大(関東2)が3-0で中京大(東海3)に快勝した。
明治大は、名古屋グランパス内定のFW和泉竜司(4年=市立船橋高)が先制点を奪い、ファジアーノ岡山内定のFW藤本佳希(4年=済美高)も1アシストとPK獲得で勝利に貢献。MF差波優人(4年=青森山田・ベガルタ仙台内定)は、2点目をアシスト。DF山越康平(4年=矢板中央高・大宮アルディージャ内定)はPKで3点目を奪うなど、果敢な攻撃参加からクロスを供給し続けた左DF高橋諒(4年=国見高・名古屋内定)を含め、来季プロ入団内定の5選手全員が先発で勝利に大きく貢献。U-22日本代表に招集されたDF室屋成(3年=青森山田高)を欠いても迫力の落ちない強さを発揮して準々決勝へ駒を進めた。
明治大の栗田大輔監督は「昨年(初戦敗退)の反省を含めて、攻守に積極的に行くことは統一して臨んだ。ただ、もっとできるし、まだまだ。(3回戦で対戦する)第1試合を勝った順天堂大も強かった。リーグ戦のときとは全然、質が違う。一戦一戦、勝ち上がって行きたい」と殊勝なコメントに終始したが、圧倒的な戦力差を見せつける勝利だった。
試合は、両サイドを使って攻撃を組み立てる明治大に対し、中京大はFW水野翔太(2年=東邦高)をターゲットとしたロングボールと、FW橋本裕貴(3年=桐光学園高)のドリブルからカウンターを狙って応戦するという形でスタート。立ち上がりは、両チームに好機があった。
明治大は8分に藤本のクロスへ左MF土居柊太(2年=浜松開誠館高)が飛び込んだが、相手GKが前へ出てブロックした。15分には中京大が相手のミスパスをカットしたMF青木捷(4年=大宮ユース)からショートカウンターを発動。水野翔がシュートを放ったが、枠を外れた。
15分を過ぎると、明治大が押し込む場面が増加した。20分に左CKのこぼれ球を差波がダイレクトボレーでゴールへ飛ばしたシーンは、中京大のGK川村慎(2年=清水桜ヶ丘高)のビッグセーブで防がれたが、23分にはMF瀬川祐輔(4年=日本大二高)が右から斜めに入れたパスを藤本が落とし、和泉が鮮やかに先制ゴールを挙げた。また前半終了間際には、高橋のクロスから和泉がヘディングシュートを放ったが、クロスバーに嫌われた。
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