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[選手権]中盤、SBにもゲームメーカー並ぶ陣容、「ボールを大切に」戦い、勝負強さ身につけた國學院久我山が初の決勝進出

ゲキサカ / 2016年1月10日 9時30分

 青森山田の黒田剛監督も「個人個人のスキルが非常に高く、パスワークも凄く上手。凄く距離感が一人ひとり良くて局面を打開する凄く良いチームだと思います」と評した國學院久我山。このスキルの高さに加えてチームは夏から逞しさ、勝負強さを増した。全国高校総体1回戦(対明徳義塾高)では先制しながらも直後に追いつかれると、試合終了7分前に勝ち越されて逆転負け。特に勝ち越されたあと、チームは完全に失速して李済華総監督から「見ている側からしたら、これは追いつけないかもしれない、負けていても、これは追いつけるという力が全然感じられなかった」と指摘された。逆転された後に追いつくというエネルギーを発揮できずに敗れてしまった夏。だが、その敗戦を糧に走り切ることのできるようにトレーニングを積んで「勝ち切るっていうか試合をものにする力がついた」(鈴木)チームは準決勝でその成長を証明した。

 久我山らしい技術と判断力、そして磨いてきた勝負強さを持って決勝に臨む。全国総体王者でプレミアリーグWEST2位の東福岡高との決勝戦。名倉は「世間の人は久我山が勝てないと思っている人がほとんどだと思うけれど覆したい」と力を込め、宮原は「1年前、絶対にこの舞台に立ちたいと思ってやってきて実現できて嬉しい。立つことだけだったら自分はダメだと思う。自分たちが初戦から戦ってきた選手たちの思いが千羽鶴の数となっている。多くのチームの思いを背負って戦っていると思っている。自分たちの良さを出して全力で楽しみたい」。國學院久我山は自分たちらしく臆せずボールを大事に、パスを繋いで戦って日本一を勝ち取る。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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