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東京Vが先制も、後半42分に途中出場FW吉田眞紀人のゴールで千葉が追いつき、ドロー

ゲキサカ / 2016年9月25日 18時5分

 対する千葉はバイタルエリア手前でボールを失うシーンが多く、決定機をつくることはできない。前半28分には比嘉の左クロスに船山貴が合わせるも、GK鈴木椋大に止められた。同31分には右サイドから持ち込んだ船山鷹

 前半終了間際の44分、千葉が中央で奪ってのカウンター。船山貴が相手ともつれあって倒れるが、拾ったFWエウトンが正面から仕掛け、左へパス。MF町田也真人が走り込むが、GK鈴木が一足先にボールをキャッチ。この際に町田の足が頭部にぶつかり、鈴木は負傷。一時ゲームは中断する。

 約4分間中断した後、鈴木はバンテージを巻いてピッチへ戻った。1-0で前半は終了。ハーフタイムに東京Vは鈴木に代わり、GK柴崎貴広を入れる。柴崎は5月15日の金沢戦(1-1)以来、20試合ぶりにゴールマウスを守ることになった。

 なんとか追いつきたい千葉は前半15分にチャンスを迎える。ロングボールはDF平智広にクリアされたが、PA右に詰めていた船山貴が拾い、後方へ折り返す。エウトンが走り込むが船山祐に身体を入れられ、シュートは打てなかった。後半16分には最初の交代カードを切り、比嘉に代わり、DF阿部翔平。同29分には井出に代わって、FW吉田眞紀人を入れた。

 東京Vは後半27分に二川に代わり、MF杉本竜士を投入。同33分にはDF平智広の縦パスに抜け出た杉本が左サイドから中へ切れ込みシュートを打つが枠を外れた。同34分に千葉は最後の交代。エウトンに代えて、FWオナイウ阿道を入れる。直後のプレー、オナイウが右サイドで粘ってCKを獲得。このこぼれを展開し、最後はゴール前の船山貴がシュートを打つがGK柴崎に止められた。

 後半37分、東京Vは最後の交代カードを切り、船山祐に代わり、MF田村直也を送り、ゲームを締めにかかる。しかし、一瞬の隙を突いた千葉が追いついた。自陣中央でDF近藤直也が井上と交錯しながら前へボールを押し出す。受けた町田が右サイドへ展開。オナイウがダイレクトで中央へ折り返す。ゴール前に走り込んだ吉田が右足で押し込んだ。1-1と振り出しに戻した。

 その後一気に攻勢を強めて逆転を狙った千葉だったが、2点目はならず。東京Vも杉本のシュートが枠を捉えるも、GK佐藤に止められた。アディショナルタイムは互いに決定機の連続だったが、ゴールネットを揺らすことはできず。試合は1-1の引き分け。勝ち点1を分け合った。

(取材・文 片岡涼)●[J2]第33節1日目 スコア速報

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