[選手権予選]「効いている」成立学園DFラインの長身コントロールタワー、CB小山珠里
ゲキサカ / 2016年10月19日 19時32分
[10.16 全国高校選手権東京都Aブロック予選準々決勝 実践学園高 1-2 成立学園高 実践学園高尾G]
成立学園高は宮内聡監督が「あの2人が効いていると思います」と評したCB小山珠里(3年)とCB長草優之(3年)の存在が大きかった。ダイレクトプレー、セットプレーで強さを発揮する実践学園高の攻撃を最終ラインで跳ね返し続けて勝利に貢献。特に183cmの長身CBで、大学チームからの評価高いという小山は攻撃の組み立て役としても力を発揮していた。
前半は失点したこともあって慌ててしまった部分があるという。だが「相手は前半、結構横に揺さぶった時にサイドに固まっていて逆サイドが開くシーンが多かったので、後半はしっかり回してサイド一本変えたりして攻めて行こうと話していた」という後半は大きな展開から間髪入れない攻撃などが効果を発揮。小山自身もサイドへの配球などで攻撃を良くサポートしていた。
今年はボランチからスタートし、そのポジションでも注目を集めていたが、その後CBのポジションへ転向。宮内監督は「一番走るんですよ。本人はアンカーになって繋ぎまくって攻守に置いて走り回りたいと思う。点も取りますし、キックもいいですよ」と中盤でのポテンシャルも認めるが、現在はCBに専念してチームを後方からコントロールしている。小山は「(CBとしては)自分的にはロングボールの質とかを結構こだわってやっている。そこがストロングポイントで、高さもあるので絶対に負けないように意識しています」。これから続く、準決勝、決勝でも空中戦を制し、無失点に封じて得意の左足キックで違いを生み出す。
自身は冷静にチームをコントロールしている印象だが、「熱いプレーヤー、魂入っている選手が好き」。好きなチームは浦和で、自身と同じく、ボランチやDFを務める那須大亮が憧れのプレーヤーだ。目の前の試合を冷静に、そして魂を込めて戦い、仲間たちとともに東京の頂点に立つ。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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