ユース取材ライター陣たちが推薦する「選手権注目の11傑」vol.3
ゲキサカ / 2016年12月24日 7時17分
特集企画「ユース取材ライター陣が推薦する『全国高校選手権注目の11傑』」
ゲキサカでは開幕が近づいてきている第95回全国高校サッカー選手権の注目選手を大特集。「選手権注目の11傑」と題し、主にユース年代を取材、観戦する6氏に選手権注目の11選手を紹介してもらいます。第3回はサッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』元編集長で育成年代からJリーグまで幅広く取材し、各種媒体に寄稿、またゲキサカでコラム「東京五輪への推薦状」を連載中の川端暁彦氏による11名です。
川端暁彦氏:「今回の高校選手権出場校の中には、すでにJリーグ入りの内定している選手が11人おり、彼らだけで“11傑”を構成することも可能ですが、彼らについては別途記事を執筆していますのでそちら(リンク http://web.gekisaka.jp/news/detail/?203478-203478-fl )を参照いただければ。ただ、選手権はプロへ行く選手だけの大会ではありません。負けず劣らずの強い個性を持った11人を選んだつもりです」
以下、川端氏選出の11名
GK深谷圭佑(帝京長岡高)
「的確なコーチングと確かなセービング技術を持つ大会屈指のGK。守備面に不安があると言われていた帝京長岡だが、選手権県予選は無失点。主将も務める守護神のリーダーシップの下で着実な進歩を見せた。『ベスト8という歴史を塗り替え、全国制覇という目標を達成できるように頑張っていきたい』と意欲も十分だ」
DF田中宏旺(米子北高)
「『高校総体は8強だったので、それ以上の結果を出す』と意気込む中国チャンピオンの主将。右SBだが、元々は攻撃的な選手ということもあり、迫力あるオーバーラップとクロスでゴールも演出する。戦機を読む目もあり、闇雲に上がりまくるわけではなく、我慢の展開になれば、しっかり守りに徹する心の強さもある」
DF佐藤瑶大(駒澤大高)
「『絶対に負けたくない』と徹底してこだわってきたヘディングは“東京最強”の声もあり、今大会全体を見渡してもトップクラスだろう。今季はリーダーシップも求められる中でプレーの幅も少しずつ広げた。苦しい試合も増えそうな全国大会だが、セットプレーから佐藤が決めるようなら、一気に駒大ペースだ」
DF生駒仁(鹿児島城西高)
「185cmの体躯を生かした空中戦の強さに加えて、一気に前線を狙うロングフォワードパスも光る大会屈指のCB。代表招集以前からマークしていたあるJスカウトは『まだ注目されないでくれ!』と願っていたそうだが、それは無理な相談というもの。今季はU-17日本代表にも招集され、すっかり注目株となっている」
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
「ロス五輪への推薦状」第16回:『市船の5番・キャプテン』岡部タリクカナイ颯斗は「もっと上」への挑戦を始める
ゲキサカ / 2024年4月11日 19時0分
-
「ロス五輪への推薦状」第15回:“ストライカーの名産地”立正大淞南から新たな素材。新2年生FW若槻大雲が類まれな得点能力を発揮中
ゲキサカ / 2024年4月3日 7時15分
-
関西大にG大阪ユースの10番MF宮川、左SB和泉、京都U-18MF安藤、帝京長岡FW堀らエース級が入部へ
ゲキサカ / 2024年4月3日 7時10分
-
「ロス五輪への推薦状」第14回:センターバックとしての完成度が向上。大津の190cmDF五嶋夏生がプロ、年代別代表入りへ挑戦
ゲキサカ / 2024年4月2日 23時6分
-
[船橋招待]桐光学園の新10番MF吉田晃大「大事なところで結果を出していける選手に」
ゲキサカ / 2024年3月31日 7時31分
ランキング
-
1【五輪最終予選】U-23日本代表、パリ切符王手!細谷が劇的V弾 開催国カタールと120分激闘
スポニチアネックス / 2024年4月26日 1時52分
-
2開催国カタール、敗戦後に「紳士の振る舞い」 地元サポが勝利の日本へ拍手で称賛「いい国だ」
FOOTBALL ZONE / 2024年4月26日 1時57分
-
3バイク事故の新日本プロレス・田口隆祐選手、「ドクターも驚きの回復力」報告も......痛々しい姿に心配&応援の声
J-CASTニュース / 2024年4月25日 20時24分
-
4U-23日本が延長戦い勝利も「自分たちで少し難しくしてしまった」 指揮官の反省点は?
FOOTBALL ZONE / 2024年4月26日 2時5分
-
5《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン / 2024年4月25日 18時30分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください