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日本代表メンバー発表、ハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2017年3月16日 21時26分

UAE戦、タイ戦に臨む日本代表メンバーを発表したバヒド・ハリルホジッチ監督

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は16日、都内のJFAハウスで記者会見を行い、23日のW杯アジア最終予選・UAE戦(アルアイン)、28日の同タイ戦(埼玉)に臨む日本代表メンバー25人を発表した。

以下、ハリルホジッチ監督の会見要旨

●バヒド・ハリルホジッチ監督
「我々はW杯に向かう最終直線に入った。非常に困難な道のりだが、それは我々にとってだけ難しい直線ではなく、相手チームにとっても難しい。非常に重要なゲームが待っている。W杯に進む同じような可能性を秘めたチームが4つある。最終予選は困難な立ち上がりだったが、今は良いところにつけている。まず我々が今、やらないといけないのはアウェーゲームで勝利を持ち帰ることだ。我々も困難を抱えているが、他のチームも抱えているはず。そういう意味で私はポジティブに捉えている。勝利に向けて準備を進めている。

 この2連戦は特に1試合目が簡単ではない。UAE戦はアブダビではなく、アルアインに会場が変わっている。少し小さめなスタジアムで、独特な雰囲気の中で大きなプレッシャーを感じながらプレーする試合になる。1か月から1か月半、この試合に向けた準備を進めている。欧州にいたときもそうだった。欧州にいるほぼすべての選手に会って話をしてきた。W杯に向かうためのゲームというのは、3日、4日では準備できない。W杯の数年前から準備しないといけないということで選手個々に要求してきている。代表のことを考えてほしいということ。この試合に向けた準備をすること。大胆に、決断力を持って挑むこと。そのようにすべての試合に向かって勝利を目指さないといけない。

 このチームはUAEに勝っていない。どんな形でも勝利をおさめることを考えないといけない。選手たちはだれも(UAEに敗れた)第1戦を忘れていないと思う。我々にとってリベンジの機会でもある。勝利を目指して、予選突破を目指していかないといけない。W杯の出場権はだれもプレゼントしてくれない。苦しみも受け入れながら戦わないといけない。もしかしたら暴力的なことや挑発もあるかもしれない。フィジカル的な戦いも必ずある。そのような中でもスポーツマンシップ、ルールにのっとって戦うことができればと思っている。適正なレフェリングを期待している。日本代表としては自分たちの特徴を見せ、決断力を持って勝利を目指さないといけない。

 W杯に出場することはスポーツの面だけでなく、選手たちにとっても大きな出来事になる。なぜなら前回のW杯で傷を負っているからだ。そういうこともあるので特にモチベーションが上がっていると思う。前回のW杯の悪い思い出を消すためには、今回のW杯にまず出場することだ。日本のサッカー界のことを考えても重要な時期に差し掛かってきている。代表はその国のサッカーを反映するもの。それを見せる意味でも代表には責任がある。

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