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日本高校選抜が流経大Aチームに3発快勝!8日出発の欧州遠征、デュッセルドルフ国際ユースへ弾み

ゲキサカ / 2017年4月7日 23時31分

1本目17分、日本高校選抜FW安藤瑞季が2点目のゴール

[4.7 練習試合 日本高校選抜 3-1 流通経済大]

 第95回全国高校サッカー選手権の優秀選手を中心に構成された日本高校選抜が7日、千葉県内で流通経済大と練習試合(30分×3本)を行い、FW安藤瑞季(長崎総合科学大附高3年)の2ゴールなどによって3-1で勝った。日本高校選抜は8日に欧州へ出発。オランダでU-18オランダ代表などと練習試合を行った後、ドイツへ入り、デュッセルドルフ国際ユース大会に出場する。

 日本高校選抜が大学サッカー界屈指の強豪・流経大のAチーム相手に快勝した。黒田剛監督(青森山田高)は試合後、選手たちへ向けて課題に全力で取り組まなければならないことを強調。「7、8割でやってしまうとダメ出し、だから今掲げているテーマに全力で取り組め」と求めた。クロスボールを増やしてくるであろう欧州の相手に対して縦を切って横パスを増やさせるといったテーマを選手たちは理解し、実行。だが指揮官は「安易に縦に入れさせたり、狙えなかったりというのがあった。継続性とクオリティを高めること」とより徹底していくことを口にしていた。

 デンソーカップチャレンジMVPのMF守田英正(4年=金光大阪高)やともに全日本大学選抜のDF小池裕太(3年=新潟U-18)、FW渡邉新太(4年=新潟U-18)らが先発した流経大に対し、4-5-1システムを組んだ日本高校選抜のGKは廣末陸(青森山田高→FC東京)。4バックは右SB三国スティビアエブス(青森山田高→順天堂大)、CB佐藤瑶大(駒澤大高→明治大)、CB阿部海大(東福岡高3年)、左SB杉山弾斗(市立船橋高3年)。中盤は主将の住永翔(青森山田高→明治大)と金子大毅(市立船橋高→神奈川大)のダブルボランチで右MF飯島陸(前橋育英高3年)、左MF鳥海芳樹(桐光学園高→桐蔭横浜大)、トップ下が町野修斗(履正社高3年)で1トップに安藤が入った。

 1本目、風上に立った高校選抜が強風の後押しを受けて攻め込む。安藤が大学生CBとのマッチアップを優勢に進めたほか、テンポの速いパスも繋がる高校選抜は12分、廣末のロングキックから背負ったDFを鋭いターンで強引に振り切った安藤が決定的な右足シュート。15分には前線からのプレッシングで相手ボールをインターセプトすると、町野からのパスを受けた安藤が左足で豪快に決めて先制した。

 高校選抜はさらに17分、自陣から素早くパスを繋いで攻めると、鳥海のスルーパスで抜け出した安藤がファウルで止められてPKに。これを安藤が右足で決めて2-0とした。流経大も直後に敵陣でのインターセプトから一瞬の動きでDFを置き去りにしたFW立花歩夢(4年=流通経済大柏高)が決めて1点を返す。だがコンセプトのゴールを隠す、シュートを打たせないという部分を徹底する高校選抜を飲み込むことができない。

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