[SEVENDAYS FOOTBALLDAY]:10番が象徴する“今年のチーム”(実践学園高)
ゲキサカ / 2017年4月27日 21時15分
今シーズンの実践学園は、2月に開幕したT1リーグも含めて、ここまで都内の公式戦で8勝1分けと無敗を誇っている。「自分たちは1年生の時とか2年生の時にT3リーグで戦っていて、ある程度学年をベースにやらせてもらっていたので、そこでチーム力というのが上がっていったと思います」と尾前が話した昨年のT3リーグでは、9戦無敗で優勝を勝ち獲り、堂々のT2リーグ昇格。このメンバーで積み重ねてきた時間は彼らの拠り所となっているようだ。また、かねてから実践学園が力を発揮してきた大成戦のような“重馬場”も「今年は正直に言って苦手」と苦笑した深町監督は、「ちょっと中盤でボールを動かしたり、後ろでもうまくビルドアップができるようなチームになってきた」と説明する。そのあたりも“今年のチーム”は少し趣が異なっているのかもしれない。
「Tリーグ、関東予選、インハイ、選手権と全部獲りに行くのが目標なので、その実現のためには練習からやらないといけないと思っています」とチームの目指す所を “前10番”のキャプテンが力強く言い切れば、「チームに手応えはありますけど、今は結果が出ているということに甘んじることなく、自分たちは他のチームに比べたら個人としては上手くない思うので、チーム一丸となって戦っていきたいと思います」と“新10番”のストライカーは静かに語る。実践学園が着々と創り上げている“今年のチーム”が、ここからどういう成長曲線を描いていくのかは、“10番”の行方も含めて大いに楽しみだ。
■執筆者紹介:
土屋雅史
「(株)ジェイ・スポーツに勤務。群馬県立高崎高3年時にはインターハイで全国ベスト8に入り、大会優秀選手に選出。著書に「メッシはマラドーナを超えられるか」(亘崇詞氏との共著・中公新書ラクレ)。」
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