CBだけど…“違い”は攻撃で見せる!! 柏DF中山雄太「自分の特長は忘れたくない」
ゲキサカ / 2017年7月3日 12時26分
プロ2年目の昨季、レギュラーポジションを奪い取った柏レイソルDF中山雄太。今季も開幕からスタメンを張り、5月にはU-20日本代表の一員として出場したU-20W杯で全試合フル出場を果たした。成長著しい20歳が自身初の世界大会を振り返るだけでなく、プレーやキャプテン、スパイクへのこだわり、そして3年後に東京で行われる五輪への熱い思いを語った。
DF中山雄太(柏レイソル)が語る東京五輪への想いとは…。#ゲキサカ #gekisaka #asics #アシックス #dslight #中山雄太 #PR pic.twitter.com/2SqkvvLxC3— ゲキサカ (@gekisaka) 2017年7月3日
自分が求めていたものと
終わったときの感覚が違う
――5月のU-20W杯では全試合フル出場を果たしました。今、振り返ってみて、自分にとってどういう大会になったと感じていますか。
「大会前から自分の実力を試すというか、見せ付けてくるような、証明するような大会にしたいと思っていました。でも、そういう感覚では終わっていないという印象ですね。あとは結果を出せなかったので、やっぱり悔しかった。しかも、日本と対戦した相手がベスト4の中に3チームもいたので、より悔しさを感じましたが、実力がなかったからそこまで行けなかったと思っています」
――具体的にどういう部分を世界で見せたかったのでしょうか。
「持ち味の攻撃の部分、それは他国のCBよりも絶対にできるというのを見せたかったし、課題と感じていた守備の部分で努力して成長させてきたものを見せてやりたいと思っていました。特に守備の部分は課題として取り組んできたのですが、大会に入ってみるとやられてしまう部分が多かった。空中戦などは意外とやれたという手応えもありましたが、相手が良い状態でボールを持ったときの対応にはまだまだ課題を感じました。ウルグアイ戦の1失点目なんかは、相手が良い状態で持ったときに自分が抜かれて失点したので、そこはまだまだ足りません」
――チームとしても、初戦の南アフリカ戦と第3戦イタリア戦では最終ラインのズレを突かれて失点してしまいました。
「自分個人としても、あまりU-20代表の活動にいけていなかったのですが(3月のドイツ遠征を負傷で辞退するなど、AFC U-19選手権後はアルゼンチン遠征のみに参加)、自分とトミ(DF冨安健洋)はずっとコンビを組んできたので、言わなくても分かる部分はあった。でも、それだけでは足りなかったし、もっともっとすり合わせないといけない部分がありました」
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