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風間の芸術弾&難波の千金ゴールで岐阜が2連勝、愛媛は“鬼門”克服ならず

ゲキサカ / 2017年9月3日 20時47分

[9.3 J2第31節 岐阜2-1愛媛 長良川]

 暫定17位のFC岐阜がホームで同15位愛媛FCに2-1で勝利した。前半15分にFW風間宏矢が先制点を決め、後半34分に愛媛FW有田光希に同点ゴールを献上したが、同41分にFW難波宏明が決勝点をマーク。接戦を制し、今季3度目の連勝を飾った。

 岐阜は5試合ぶりの白星となった前節・千葉戦(3-1)と同じスターティングメンバー。その試合でプロ初のハットトリックを達成した風間が最前線に入る4-1-2-3の布陣を継続し、愛媛との前回対戦(0-2)で出場停止だったMFシシーニョも引き続きインサイドハーフを務めた。

 一方、愛媛は前節・東京V戦(0-3)から先発3人を変更。今季完全移籍したDF堀田秀平が加入後初出場を果たし、MF近藤貴司が3試合ぶり、MF田中裕人が5試合ぶりにスタメン起用された。フォーメーションは前節に東京V対策として採用した4-4-2から、従来の3-4-2-1に回帰。左ウイングバックを担ったMF白井康介は、岐阜の右ウイングに入った大阪桐蔭高時代の先輩・FW田中パウロ淳一と同サイドでのマッチアップとなった。

 愛媛とのホームゲームでは直近3連勝を含む9試合負けなし(4勝5分)の岐阜。Jリーグ加盟10周年記念として夏季限定の赤いユニフォームを着用した今節も、正確なパスワークを武器にポゼッションで相手を圧倒する。ボールを失っても素早い切り替えから複数の選手で奪い返し、ほぼ敵陣でのハーフコートゲームに。均衡を破るまで時間はかからなかった。

 前半15分、シシーニョが左サイドの高い位置で相手DFの注意を引きながらキープし、近くの風間につなぐ。PA内左で受けた風間は体を開いて角度をつけた右足のトラップから、すぐに2タッチ目でシュート。右足のインサイドで巻いたボールが半円を描くようにゴール右隅に吸い込まれ、1-0とした。

 風間は今季初ゴールを含む3得点を挙げた前節に続き、2試合連続弾で今季4ゴール目。前半22分にはDF田森大己の自陣からのロングフィードが白井のクリアミスを誘い、こぼれ球を拾ったシシーニョがPA内右でGKパク・ソンスとの1対1を迎える。しかし、右足で狙ったループシュートが意図したものより低くなり、ブロックされた。

 攻勢を続ける岐阜は前半31分にも決定機を創出。DF大本祐槻の右からの折り返しにPA内中央でフリーのMF庄司悦大が右足で合わせるが、シュートはゴール右へ外れる。愛媛も反撃を試み、同35分にMF田中裕人のパスをPA内右でFW河原和寿がフリーで受ける絶好機。飛び出したGKビクトルをかわすまでは良かったが、ゴールライン際でシュートコースがなく、キープしている間に囲まれて打つタイミングを逃した。

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