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日本代表メンバー発表 ハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2017年9月28日 21時16分

日本代表メンバーを発表したバヒド・ハリルホジッチ監督

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は28日、都内のJFAハウスで記者会見を行い、10月6日のキリンチャレンジ杯・ニュージーランド戦(豊田ス)、同10日の同ハイチ戦(日産ス)に臨む日本代表メンバー24人を発表した。

以下、ハリルホジッチ監督の会見要旨

●バヒド・ハリルホジッチ監督
「今回は代表発表前に少し話をしたい。私は日本に来てから、ずっと皆さんと話をしているし、日本の指導者の方々ともサッカーの話をしている。そして、私は指導者、メディアの方々からポゼッションという言葉を耳にする。日本のサッカーの教育はポゼッションをベースに作られているのかなと感じた。もちろん、点を取るためにはボールが必要だ。ボールを持つことがポゼッションだが、相手よりもボールを持ったからと言って勝てるとは限らない。ポゼッションが高ければ勝てるわけではない。たくさんの日本の指導者がそれぞれメッセージ、ビジョン、サッカーの見方などをを伝えてきたと思う。たとえばスペイン、フランス、ブラジル、ドイツ、イングランド。それぞれの国にそれぞれのサッカーのアイデンティティーがある。何世紀もサッカーをプレーしている強豪と、現時点での日本は比較できないかもしれない。日本ではサッカーは若いスポーツ。しかし、サッカーは世界で一番人気のあるスポーツだ。日本でもサッカーが人気のあるスポーツになってもらいたいと思っている。私は私のサッカーの見方を皆さんに伝えている。そして一つの資料を作成した。選手たちの組織、メンタル、フィジカル、テクニカルな特長を元に日本サッカーのアイデンティティーを考えた。独自のアイデンティティーを持たないといけないが、モダンサッカーをベースにしないといけない。それぞれの国でサッカーは発展している。日本でも同じことをしないといけない。

 アウェーでオーストラリアと対戦したとき、特に守備の面でほぼ完璧なゲームをした。アウェーでアジアのチャンピオンと対戦した試合であり、チームのコンディションも良くなかった。それに合わせた戦術を採用し、選手もしっかりと実行した。あと少しで勝利も収められたかもしれないし、アジアチャンピオンが日本のゴールを脅かす場面はまったくなかった。その試合でのポゼッションはオーストラリアの方が高かった。しかし、決定機をつくることができなかった。逆に我々は前半に小林悠、浅野が決定機に絡み、素晴らしいキーパーのセーブがあったが、そこで点を取っていれば勝てた試合だった。その試合後、日本に戻って来たらたくさんの方に批判された。それはポゼッション率が低かったから。そのような批判を聞くと、私と批判している方のサッカーの見方は違うと感じる。

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