緊張感高まる終盤戦…山形とスコアレスドローの讃岐は21位山口と勝ち点差7→5に
ゲキサカ / 2017年10月22日 18時13分
[10.22 J2第38節 讃岐0-0山形 ピカスタ]
Pikaraスタジアムで開催された20位カマタマーレ讃岐と12位モンテディオ山形の対戦はスコアレスドローに終わった。讃岐は4戦勝ちなし(2分2敗)で、自動降格圏内の21位山口との勝ち点差が7から5に。山形は3試合ぶりの無得点となり、8月以来の連勝を逃した。
讃岐は前節・愛媛戦(1-2)から先発3人を変更。古巣対戦となるDFイ・ジュヨンが移籍後初スタメンを飾り、MF李栄直が13試合ぶり、FW木島徹也が7試合ぶりに先発出場した。一方の山形も前節・横浜FC戦(2-0)からの入れ替えは3人。DF栗山直樹が4試合ぶり、MF鈴木雄斗が2試合ぶり、MF太田徹郎が10試合ぶりにスタメン起用された。
台風の影響により、大粒の雨に見舞われる中で行われた一戦。アウェーの山形は前半5分に左CKを獲得し、キッカーの太田が右足で送ったクロスにファーの栗山がヘッドで合わせるが、元山形の讃岐GK清水健太の正面を突く。同10分にはDF瀬川和樹の左クロスにMF瀬沼優司が頭で触ってファーにこぼれると、拾った鈴木がPA内右から左足でシュート。しかし、これもGK清水の正面に飛んでしまった。
ホームの讃岐も前半35分にDF岡村和哉からのロングボールを起点にチャンスを創出。木島徹がスピードを生かして抜け出すが、PA外に飛び出した山形GK富居大樹にクリアされ、フィニッシュには持ち込めず。前半は互いに無得点のまま終えた。
ハーフタイムが明け、先に絶好機を迎えたのは讃岐。GK清水がロングフィードを送ると鈴木が対応を誤り、裏へボールが流れる。FW原一樹が素早く反応し、相手DFの追走を受けながらPA手前中央から右足でループシュートを放つが、ゴール左に外れた。
山形は後半17分に左CKを獲得し、キッカーの太田が右足で質の高いクロスを供給。栗山のヘディングが相手にブロックされ、混戦から再び栗山が右足で狙うも、その前に味方のファウルの判定となる。同44分には左サイドの瀬川からのFKがクリアされ、PA内中央のMF本田拓也が右足のボレーで押し込もうとしたが、わずかにゴール左外へ。両チームとも最後まで得点を挙げられず、0-0で試合終了のホイッスルを聞いた。
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