[MOM2344]青森山田MF郷家友太(3年)_得点王とプレミア連覇を両にらみ、「アイツは別格」と指揮官
ゲキサカ / 2017年12月4日 6時35分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.3 高円宮杯プレミアリーグEAST第17節 清水ユース4-4青森山田高 アイスタ]
点が欲しい時にこそ、点を取る――。そんな想いを抱いて大一番に臨んだ背番号10がきっちりと結果を出した。青森山田高MF郷家友太(3年)は“絶対に負けられない”清水ユースとの一戦で、終盤の2ゴールに大きく貢献。指揮官が「別格」と称える働きで、プレミアEAST史上初となる連覇の可能性をたぐり寄せた。
勝ち点1差に迫る首位の清水ユースとの一戦は、青森山田にとって「負ければ優勝の可能性がなくなる」という大一番。しかし、前半1分に先制しながらも、「守りに入ってしまった」(郷家)ことから一気に押し込まれ、逆に3点を奪われた状態で試合を折り返す形となってしまった。
中盤中央でニュートラルなポジションを担っていた郷家も、序盤こそ気の利いたインターセプトが見られたものの、前半はほぼ決定的な働きができず。黒田剛監督がハーフタイムにかけたという“喝”を頭の中で反芻しながら、後半に向けて反撃の気持ちを高めていた。
「2日前に静岡に入って、美味しい焼き肉を食べさせてもらった。ここまですごい距離を運転してきてもらった。そんなことをして頂いたのに、負けるのは……」。焼き肉をご馳走してくれた黒田監督、バスを運転してくれた大久保隆一郎コーチ、遠方まで応援しに来てくれた保護者など、周囲への感謝をあらためて確認し、そして決意した。「自分が得点を取って勝たせる」と。
ここまでプレミアリーグEASTの得点ランキングトップに立つ郷家だが、直近のリーグ戦では約3か月間にわたって無得点。決して不調だったわけではなく、「チームの勝利を優先した結果、セカンドボールを回収して攻撃につなげるという働き」に徹していた。しかし、前半の3失点が入ったいま、そうはいかない。「自分が身体を張って前線に入り、強引にシュートを打つという気持ち」で後半に入った。
そんな意気込みは、後半の立ち上がりからプレーに表れた。まずは4分、中盤でボールを奪った郷家が右に開いたMF中村駿太(3年)に展開すると、一気にゴール前へ攻め上がってクロスを呼び込んだ。そして同8分には、果敢な攻め上がりからPA右に侵入すると、強烈な右足シュートで相手GKを襲った。その後は苦しい時間もあったが、激しい競り合いからボールを少しでも前へ送れるよう奮闘した。
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